最終更新日:2017年10月31日
風を切るようなスピードで疾走するロードバイクでのサイクリングでは、日差しから眼を守るためだけでなく、飛来する小さなゴミや虫からも眼を守るためにもサングラス(アイウェアともいう)は必要不可欠です。
ロードバイクのプロともいえる、プロサイクルロードレース選手たちは、必ず専用に設計されたスポーツサングラスを身につけています。
今回は、サイクルロードレースの頂点で戦うトップ選手たちも愛用する、ワールドツアーのチームが使用している11ブランドを紹介します。
ワールドチームが使用するサングラスブランド11選
※使用チームの情報は、すべて2017年シーズンとなっています。
オークリー(OAKLEY)
・使用チーム
チームスカイ
ディメンションデータ
BMCレーシング
チーム・サンウェブ
FDJ
ワールドチームでは最多シェアを誇るのがオークリーです。ツール・ド・フランス4度の優勝を誇るクリス・フルームも愛用しています。
オークリーはアメリカのブランドで、自転車だけでなく野球・ゴルフ・ランニング・スキー・スノーボード・モータースポーツなど、あらゆる分野で高い支持を得ています。
様々なシーンに対応するレンズの種類と、専用設計されたフレームのフィット感が、多くの支持を集める理由です。
ルディプロジェクト(RUDY PROJECT)
・使用チーム
バーレーン・メリダ
トレック・セガフレード
1985年にイタリアで誕生したブランドです。ヴィンチェンツォ・ニーバリやアルベルト・コンタドールといったスーパースター選手が着用しています。
ヨーロッパでは絶大な人気を誇り、オークリーと同様に確かな高品質が魅力です。ロードバイクだけでなく、マラソン、ゴルフ、野球などのスポーツ愛好家からの支持が厚いです。
ボレー(Bolle)
・使用チーム
AG2R
カチューシャ・アルペシン
創業は1888年と、100年以上の歴史を誇るヨーロッパの老舗ブランドです。今年のツール・ド・フランスで総合3位に入ったロマン・バルデが愛用しています。
独特の1枚レンズを支えるフレーム形状のデザイン性の高さが魅力の一つです。また、調整可能なノーズピースによって、どんな鼻の高さの人でも自分好みのフィット感を生み出すことができます。
アディダス(adidas)
・使用チーム
モビスター
ボーラ・ハンスグローエ
いわずと知れたドイツのスポーツ用品メーカーです。2016年ブエルタ・ア・エスパーニャを制したナイロ・キンタナが愛用しています。
日本向けに出荷されたモデルは、日本人の顔立ちを考慮した専用設計となっています。
POC
・使用チーム
キャノンデール・ドラパック
FDJ
「全力でアスリートを重大事故から守る事」を理念としているスウェーデンの新鋭ブランドです。2017年ツール・ド・フランスで総合2位となったリゴベルト・ウランも着用しています。
独特の丸みを帯びたフレーム形状が目を惹きます。アイウェア以外にも、ヘルメットやジャージなどのアパレルも手がけています。
レイザー(LAZER)
・使用チーム
ロット・ソウダル
1919年にベルギーで創業した、世界で最も古いヘルメットメーカーです。アンドレ・グライペルが着用しています。
ヘルメットメーカーならではの、アイウェアとヘルメットを一体化する「マグニートシステム」を採用しているモデルもあります。
ekoi
http://www.ekoi.fr/en/918-lunettes-des-pros
・使用チーム
クイックステップ・フロアーズ
アスタナ
フランスで2001年から立ち上がったブランドです。マルセル・キッテルが着用しています。
プロ選手も使用するモデルが、100ユーロもしない価格で購入できる安さが魅力です。残念ながら、日本ではなかなか見かけることはありませんが…。
スコット
https://www.scott-sports.com/us/en/products/bike-equipment-sunglasses
・使用チーム
オリカ・スコット
1958年にスイスで設立されたブランドです。ツール・ド・フランスで2年連続新人賞を獲得したアダム&サイモン・イェーツ兄弟が着用しています。
ロードバイクのメーカーというイメージが強いですが、元々はスキー用ストックメーカーとして創業されています。スキー用品のシェアは世界トップクラスを誇っています。
100%
Wiggleで取り扱っている100%サングラスの一覧はこちら
・使用チーム
ボーラ・ハンスグローエ
1980年代に、アメリカが始まったブランドです。世界チャンピオンのペーター・サガンが個人的にスポンサードを受けています。
モトクロス用のゴーグルメーカーとして創業されましたが、最近はロードレース用の軽量なサングラスも販売するようになりました。
シマノ
・使用チーム
ロットNL・ユンボ
1921年に大阪府堺市で創業された日本のメーカーです。ロバート・ヘーシンクが着用しています。
ブレーキ、クランク、ディレイラーなど自転車のコンポーネントメーカーとして世界最大のシェアを誇っています。それだけでなく、サイクルジャージやサングラスなどアパレル用品も製造しています。
VELOCHAMPION
https://www.velochampion.co.uk/collections/warp-sunglasses
・使用チーム
UAE・チームエミレーツ
イギリスの自転車用品メーカーです。元世界チャンピオンのルイ・コスタが着用しています。
サングラスだけでなく、フレーム、ヘルメット、シューズ、ジャージに、サイクルコンピューターやサドルバッグなど、ほとんどの自転車用品を網羅しています。
まとめ
11ブランドの価格帯を調べると、だいたい1万円〜4万円あたりだということがわかりました。
もちろん、グレードの低いモデルであれば更に安いこともありますが、ここにあげたブランドで最も良いグレードのモデルを使えば、我々のようなホビーライダーにとっては十分すぎる性能ではないかと思います。
ぜひ、お気に入りのブランドを見つけてみてください!
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