あきさねゆうの荻窪サイクルヒット

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え?スープの味が毎回違う?あら炊きラーメンの麺屋海神 新宿店

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この味を楽しみにしているんだよね!

というモチベーションで、常連の人はなじみのラーメン屋に行くと思います。

そんな常識を覆すお店が新宿にあります。

その名を「海神」といいます。

季節によって、スープに使っている魚の種類が変わり、
味わいに変化があるそうです。

このお店も、必ず行列をつくっています。

新宿のラーメン屋で、行列をつくる店と言えば、
「風雲児」「龍の家」「凪」あたりが有名ですが、
それらは濃厚系なのに対し、海神は塩ベースです。

行列のできる塩ラーメンに外れなし説の通り、
海神も最高においしいです。

あら炊きってなんぞや?

tabelog.com

お店はJR新宿駅東南口改札口から徒歩1分の好立地にあります。

狭い階段を上った二階にお店はあるのですが、全力で混んでいるときは一階まで行列が出来ていることもあります。

ただ、店内は意外と席数が多いのとラーメン屋の行列は結構進みが速いので、感覚的には15分くらい待てば十分入店出来るかなと思います。

あら炊きって何だろう?という疑問が沸きます。
ホームページを見てみますと、

麺屋海神は旬の「おいしい」鮮魚のあらを丹念に炊き上げてスープ作りを行っています。

と書いてあります。

魚の「あら」をWikipediaで調べてみました。

粗(あら)は、魚の下ろし身を取ったあとに残る頭部、骨、エラ、ヒレやそれらに付着した肉である[1]。通常は、「魚のアラ」と呼ばれる。
(Wikipediaより)

つまり「鮮魚のあら」とは、通常は刺身とか焼き魚に使われる魚を捌いたあとに、残った部分を活用するということですね。
おそらくそれら鮮魚のレベルがそもそも高い上に、独自の製法によって魚特有の生臭さがなく、誰にでも食べやすいからウケているとのことでしょう。

という豆知識を仕入れたところで、実際にオーダーしました!

ラーメンのスープは塩と辛塩の二種類があり、今回は辛塩をオーダーしました。

つくねがバリうまい

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ラーメンには、つくねが2つトッピングされています。

「あら」ではない、魚のすり身をこねてつくったと思われる2種類のつくねが、とんでもなくうまいです!

魚の出汁やジューシーさが凝縮されていて、逆に鶏肉か何かかな?と思うレベルでした。

スープは一口飲めば「なるほど」とわかる、超絶すっきりとした味わいです。

あっさりしていますが、味気ないのではなく味わい深いという、見事に「あら」の出汁が取れた黄金色のスープです。

麺は細麺で、あっさりとしたスープにはピッタリです。

トッピングに乗っているシソと、スープ・麺とかドンピシャであいます。

こりゃ、いつでもどんな時でも食べたくなる味で、行列が絶えないのも納得です。

名店には名店たりえる理由がある!

自慢のスープが、やはりうまいからこそ、また訪れたくなるのだと思います。
それに海神はあら炊きの特性上、毎回違う味になるとのことで、味の変化を楽しむ常連がいても不思議ではありません。

わたしが並んでいるときも、グループではなく一人で来られた常連客と思しきお客さんが、少なくとも5人以上はいました。

行列を成しているお店を、いくら常連だからと言っても、そんなに並んでも食べたいと思うのでしょうか?

答えは「食べたいと思う」ということは、実際に食べてみないとわかりません。

新宿の東南口から徒歩1分の好立地でもありますので、飲み会後の二次会でもいいですし、ぜひ至極のスープを飲んでみてください。