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あきさねゆうの荻窪サイクルヒット

アラサー男子がブロンプトン・ロードバイク・プロ野球・メジャーリーグ・ラーメンネタ中心にお送りします。

【第5ステージ速報】ヴァンアーヴェルマート逃げ切り勝利!初のマイヨ・ジョーヌもGet!【ツール・ド・フランス2016】

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序盤から逃げ続けたフレフ・ヴァンアーヴェルマート(BMCレーシング)が、昨年以来のステージ優勝をあげました!

自身初となるマイヨ・ジョーヌも獲得しています。

今日の逃げは有力選手を含む9名

シリル・ゴティエ(AG2R)
セルジュ・パウエルス(ディメンションデータ)
ラファル・マイカ(ティンコフ)
アンドレー・グリブコ(アスタナ)
バルトス・フザルスキー(ボーラ・アルゴン18)
トーマス・デヘント(ロット・ソウダル)
フレフ・ヴァンアーヴェルマート(BMCレーシング)
ロメン・シカール(ディレクトエネルジー)
フロリアン・ヴァション(フォルテュネオ・ヴィタルコンセプト)

の9名が逃げています。

その後、グリブコ、ヴァンアーヴェルマート、デヘントの3名が先行するかたちで、メイン集団から15分近くリードを築きました。

アルベルト・コンタドールのいるティンコフ、リッチー・ポートとティージェイ・ヴァンガーデレンのいるBMCレーシング、ファビオ・アルとヴィンチェンツォ・ニーバリのいるアスタナが、逃げに選手を送り込んでいることに注目です。

チームスカイやモビスターに対して、早速仕掛けてきているなという印象です。

特に先頭の3名に逃げを送り込んでいるアスタナとBMCからすれば、この二人が逃げ切り勝利を収めてくれれば儲けもんなので、逃げ集団を一生懸命追いかける必要がないです。

そのため、逃げを送っていないスカイやモビスターが、集団牽引をしなければならないので、結果的にアシストを消耗させることが出来るからです。

もう一つの利点は、特にティンコフが送り込んだマイカの役割は、逃げ切り勝利を狙うためではなく、逃げ集団の中で力を溜めながら、コースの後半でエースのコンタドールと合流して、コンタドールのアシストすることで、フルームやキンタナに攻撃を仕掛ける狙いを持っていると思います。

ヴァンアーヴェルマートは先頭でローテーションしているので、アシスト狙いというよりは逃げ切り狙いのように見えます。

ヴァンアーヴェルマートはクリス・フルーム(チームスカイ)らと同タイムの、18秒遅れのタイムを持っているため、このまま逃げ切るとマイヨ・ジョーヌ獲得の可能性が高いですし。

グリブコはローテーションに参加していないので、後半のアシスト狙いでしょう。

とはいえ、14分近いタイム差が広がっていることが意外で、スカイとしては、あえてヴァンアーヴェルマートにマイヨ・ジョーヌを取らせて、明日以降の集団牽引を任せたいという意図があるのかもしれません。

というように、アシストの逃げからも各チームの思惑や作戦が見えて、本当に面白いですね!

中間スプリントを制したのはブライアン・コカール

メイン集団の中で最初に中間スプリントを最初に通過したのは、昨日惜しくもステージ優勝できなかったブライアン・コカール(ディレクトエネルジー)です。

続いて、キッテル、カヴェンディッシュ、サガンという着順で、グライペルは参加しなかったようです。


モビスターが集団牽引を開始して、逃げ集団とのタイム差を詰める

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アシスト総動員で、4つ目のカテゴリー山岳である2級山岳の登りでモビスターが先頭で集団牽引を開始しました。

集団破壊の狙いと、逃げ集団とのタイム差を詰める目的でしょうか。

あっという間に、スプリンターたちが千切れ、マイヨ・ジョーヌを着るペーター・サガンも遅れ始めます。

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↑遅れるグライペル、もう少し粘ってサガンも遅れる

さらに、スカイの有力アシストのミケル・ランダや、アスタナの有力アシストのパオロ・ティラロンゴ、ヤコブ・フグルサング、ヴィンチェンツォ・ニーバリも遅れました。

結果的に、2級山岳の登り終えたあたりでは、ティンコフのアシストは1人のみ、アスタナのアシストも1人のみ、スカイのアシストも3〜4名と、ライバルチームのアシストを大きく削ることが出来ました。

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モビスターのアシストの力が、わたしの予想以上の力を持っていて、ちょっとビビりました。

5つ目のカテゴリー山岳である2級山岳の登りでヴァンアーヴェルマートがアタック

グリブコは4つ目の登りのところで遅れて、デヘントとヴァンアーヴェルマートの二人旅でした。

デヘントと協調体勢を維持しながら、ゴールを目指すと思いきや、ヴァンアーヴェルマートがアタックしました!

これは完全にステージ優勝を狙う動きです。

モビスターやスカイの牽きに対しても、5分以上のリードをキープしているため、ステージ優勝が固くなってきました!

ラスト3級山岳の登りのメイン集団

メイン集団に残っている選手たちは、こんな感じでした。

チームスカイはセルジオ・エナオモントーヤ、ミケル・ニエベ、ゲラント・トーマス、そしてクリス・フルーム。

モビスターはアレハンドロ・バルベルデ、ダニエル・モレーノ、そしてナイロ・キンタナ。

ティンコフはロマン・クロイツィゲル、そしてアルベルト・コンタドール。

BMCレーシングはダミアーノ・カルーゾ、リッチー・ポート、ティージェイ・ヴァンガーデレン。

エティックス・クイックステップはダン・マーティン、ジュリアン・アラフィリップ。

カチューシャはホアキン・ロドリゲス、ユルゲン・ヴァンデンブロック。

アスタナはファビオ・アルのみ。

AG2Rはロメン・バルデのみ。

FDJはセバスティアン・ライヒェンバッハ、ティボー・ピノ。

他には、ウィルコ・ケルデルマン(ロットNLユンボ)、バウケ・モレマ(トレック・セガフレード)、ワレン・バルギル(ジャイアント・アルペシン)、ルイス・マインティーズ(ランプレ・メリダ)、マティアス・フランク(IAMサイクリング)、アダム・イェーツ(オリカ・バイクエクスチェンジ)、ピエール・ロラン(キャノンデール・ドラパック)もいました。

モビスターの集団破壊によって生き残った選手たちで、これがアシスト込みの実力とも言えましょう。

アスタナはニーバリもディエゴ・ローザも生き残っていないことが気になります。

ティンコフは、クロイツィゲルと逃げているマイカも十分な力を持っているので、アシストの力は十分あると思いますが、コンタドール自身の調子が何とも言えないところです。

したがって、スカイとモビスターの一騎打ちとなる予感がひしひしと感じられました。

ポート、ヴァンガーデレン、ダン・マーティン、アラフィリップ、ファビオ・アル、ロメン・バルデあたりが上位に行くためには、自力で頑張るしかないって感じです。

FDJのライヒェンバッハという選手が残っていたことが意外でした。ティボー・ピノにとっては、頼もしいことです。

ヴァンアーヴェルマートが嬉しいステージ優勝!デヘントはマイヨアポワをゲット!

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単独で逃げ始めてから、全くスピードが衰えることなく、一気にゴール地点にやってきました!

大きなガッツポーズをしながら、ゴールします。

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昨年の第13ステージに引き続き、2度目のステージ優勝です。*1

メイン集団はホアキン・ロドリゲスが先頭でゴール、コンタドールが遅れる

ヴァンアーヴェルマートから5分ほど遅れて、メイン集団がやってきます。

最後はホアキン・ロドリゲスが他の選手たちより3秒早くゴール。

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その他有力な総合ライダーは同タイムでゴールしました。

ただし、コンタドールだけが遅れました。フルームやキンタナから33秒遅れてしまいました。

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↑一人遅れてゴールするコンタドール

こちらのデータからも、コンタドールは明らかに失速していることが分かります。

専属アシストと思われたクロイツィゲルはコンタドールより先にゴールして、逃げ集団に送り込んでいたマイカは何も成果をあげられませんでした。

ティンコフは、いまいちかみ合ってないようです。

表彰式

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ヴァンアーヴェルマートは、自身初となるマイヨ・ジョーヌをゲットしました!

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デヘントは、2つのカテゴリー山岳を先頭通過して、こちらも自身初となるマイヨ・アポワルージュをゲットです。また、敢闘賞も獲得しました!

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サガンはマイヨ・ジョーヌは失ったものの、マイヨ・ヴェールをキープしています。

マイヨ・ブランはアラフィリップがキープしています。

第6ステージは再びスプリンター対決

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3級山岳が2つありますが、スプリンターたちにとってさほど問題ではないかと思われます。

この日を終えると、ピレネー3連戦となります。総合系のチームはピレネー3連戦に備えて、休みたいところでしょうから、スプリンターたちを取り残して集団が猛烈なスピードになることは考えにくいです。

そのため、3級山岳でスプリンターたちが遅れたとしても、その後の平坦路で十分追いつくことが可能と思います。

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ゴール前も完全にフラットなので、再びスプリンターたちによるハイスピードバトルが見られることになりそうです。

明日の第6ステージは、スカパー・J Sportsで20:55中継開始予定です。実況は谷口廣明さん、解説は宮澤崇史さんです。

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*1:チームTTも含めると3度目