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あきさねゆうの荻窪サイクルヒット

アラサー男子がブロンプトン・ロードバイク・プロ野球・メジャーリーグ・ラーメンネタ中心にお送りします。

自転車にまつわる3つの誤解

自転車

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わたしは自転車が好きで、
人にも自転車を勧めます。


電車やバスではアクセスの悪いところへも、
自転車なら最短ルートで突き進めるので、
電車やバスよりも速く目的地に着けることも可能です。


速く移動出来て、なおかつ
運動になり、交通費が節約できる
という一石三鳥な乗り物が自転車です。


それなら自転車で移動すればいいじゃないか、
といろんな人に勧めるわけですが、
その時によくある反応で、
ちょっと誤解してるだけなんだよな~
ということを3つ書きたいと思います。

1、自転車に乗ると足が太くなる


競輪選手のムキムキな足回りのイメージをしているのだと思います。


競輪の場合、
ゴール直前のスプリントでは、
時速70kmに達すると言われています。


自転車で時速70kmを出すことは、
本当の本気の全力疾走です。


陸上で言えば、100mを10秒で走るようなものです。


それくらい全力でこぎ続ければ、
足に筋肉がついて太くなると思います。


しかし、日常的にそんな乗り方をする人は非常に稀です。


普通の人は、
時速10~20km程度で走ると思います。


スポーツサイクルでも、
時速20~30kmはまあまあ飛ばしている感覚です。


陸上に例えると、
100mを30秒で走るような走り方であり、
これはフルマラソンを4時間で完走するレベルのスピードです。


100m走の短距離選手と、フルマラソンランナーの体型をイメージすると、
短距離走選手はムキムキ筋肉質で、
マラソンランナーは細身でシュッとしているイメージであってると思います。


自転車にも同じことが言えるので、
普通に乗っている限りは、
マラソンランナーのように細身で引き締まった身体に近付きます。


一例として、
トップレーサーの体型で比較してみます。


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こちらは、
マーク・カベンディッシュという選手です。


『スプリンター』という脚質で、
ゴール前のスプリントでは、
平地で時速70kmくらい出します。


いわゆる短距離型の体型で、
身長175cm、体重69kgですので、
上半身も下半身もかなりゴツイです。



f:id:saneyuu:20160121024903j:plain


こちらは、
アンディ・シュレックという選手です。


『クライマー』という脚質で、
1000m以上ある山を、軽々と登って行きます。


いわゆる長距離型の体型で、
身長186cm、体重68kgですので、
ひょろっとした印象を受けます。


有酸素運動では、
筋肉がつく前に、脂肪が燃焼されるので、
元々体脂肪が非常に少ない人だと、
普通に乗っていても筋肉がつく可能性も否めませんが、
一般人レベルであれば確実に脂肪が減って足が細くなることでしょう。


2、車道を走ることは危ない

道路交通法上、自転車は軽車両と位置づけられています。したがって、歩道と車道の区別のあるところは車道通行が原則です。
(自転車安全利用五則 :警視庁より)


この通り、自転車は車道走行が基本です。
そもそも平気で時速20~30km/h出る乗り物が、
歩道を走ること自体とんでもない話です。


その際に、
『車道を走ると危ないのではないか?』
これもよく言われます。


車道は安全、と言うつもりはありませんが、
歩道よりは安全、と言えます。


歩道を自転車で走ることの危険性は、
歩行者の存在に尽きます。


諸説ありますが、
アメリカの都市で行われた社会実験では、
『自転車が歩道を走ると、車道を走るより7倍交通事故のリスクが高くなる』
という結果があります。


自分の体感をふまえても、
車道は歩行者や高齢者の自転車がいないというだけで、
相当安全だなという感覚があります。


また、自動車を運転しているときに、
端っこを走る自転車は否が応でも目に入ります。


普通に考えたら、ひいちゃいかんと思い、
気を付けて運転します。


だから、安全というつもりはありませんが、
自動車を運転していて、路側帯を走る自転車を
疎ましく感じることを否定するつもりはありません。


なので自転車乗りのマナーとして、
ハンドサインをぜひ活用してほしいなと思います。


ハンドサインは、
車で言うところのウインカーの役割をします。


例えば、駐車車両を避けて通る際に、
車道の中心よりにはみ出ることになります。


この時に、後ろから車が迫っている時に、
ハンドサインを出して、
車に対して「先に行ってくれ」「自分が行きますよ」
と言ったメッセージを出すことが出来ます。


そうして、スピードを落としてくれた車には、
右手を軽く上げて「ありがとう」のメッセージを伝えれば、
ドライバー側も悪い気がしないと思うのです。


そうして、
ドライバーとコミュニケーションを取りながら、
走ることが出来れば、
車道はより一層安全な場所となります。


ただし、これをやっている人の絶対数は少ないと思います。


このへんは、啓蒙活動も重要になってくると思うので、
自分の身の回りでロードバイク買う人には、
ヘルメットの着用とハンドサインに関しては、
徹底的に伝えるようにしています。



次に、車道を走る場合、
ゆっくり走ると危ないという意見もあります。


確かに、自動車との相対速度が少ない方が、
万が一ぶつかったときに危険が減る意味合いもあります。


ロードバイク等スポーツサイクルであれば、
問題ないのですが、
脚力のない女子や年配の方々はどうしたらいいかという問題があります。


それを解決するのが、
次項で取り上げる電動アシスト自転車です。


時速24km/hまで電動モーターによるアシストがあり、
特に都心部を走る場合は、
信号によるストップ&ゴーが増えるため、
モーターによるアシストの影響は大きいです。


時速24km/hまでアシストがあれば、
時速25~30km/hでの巡行もたやすく、
幹線道路を走ることも十分可能でしょう。

3、電動アシスト自転車はすぐ電池切れる


と言うと、
電池がすぐ切れたら重くなってかえって大変、
などと聞きます。


この点も、近年の電動アシスト自転車の性能向上により、
万が一電池切れを起こしても、
通常の自転車と同じレベルでの乗り心地をキープしています。


それまでアシストありだった乗り心地が、
アシストなしになれば、ただの重りなので、
そりゃ乗り心地は低下しますが、
通常レベルをキープ出来ているので、
なるべく電池を切らさないようにすれば問題ありません。


電池の持ちも、
性能向上によりとても長持ちするようになっています。


例えばパナソニックのこちらのモデル

ビビ・EX・シティ|商品ラインアップ|自転車|Panasonic


16.0A/hのリチウムイオンバッテリーを搭載し、
一番アシストの強い『パワーモード』でも49kmの運転が可能です。


仮に目的地が10km離れているとしたら、
2日に1回充電すればOKという電池の持ちなので、
寄り道も可能でしょう。


ヤマハからは、こんなモデルも発売予定です。


www.yamaha-motor.co.jp


本格的なロードバイクに、電動モーターを搭載したモデルです。


ギヤを変えるコンポーネントも『105』という、
わりと性能の高いものがアッセンブルされています。


mag.kakaku.com


こちらのレビュー記事を見ると、
アシストのない24km/h以上での走行時間が長いので、
カタログ値以上の距離を走行することが出来るとあります。


100kmを超えるような長距離移動には向いていないと思いますが、
想定される、通勤や買い物への移動などには、
十分な電池の容量であると言えましょう。


なお、電動アシスト自転車は10万円前後から購入できます。


パナソニック、ブリジストン、ヤマハあたりが有名です。

パナソニック

cycle.panasonic.jp

ブリジストン

www.assista.jp

逆にどうしようもない反論は?


よくある誤解について、書きましたが、
逆にどうしようもないのは、
汗をかくことです。


特に夏はどうしようもありません。


運動である以上、発汗は避けられないことで、
速乾性の衣類を身にまとうことで多少快適にすることは可能とは思いますが、
根本的な解決は難しいです。


この点は、運動によるエクササイズ効果と発汗はトレードオフの関係にあると思うので、
どちらも取るってことは難しいことに思えます。


通勤時間をむやみに満員電車に乗るために費やすことなく、
単なる移動が運動に変えられて、
コストが浮いて、
場合によっては速く目的地にたどり着ける点を考えると、
自転車による移動も候補に上がってくると思います。


そんな自転車好きからの提言でした。