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あきさねゆうの荻窪サイクルヒット

アラサー男子がブロンプトン・ロードバイク・プロ野球・メジャーリーグ・ラーメンネタ中心にお送りします。

【宇宙をビジネスの観点で考える】『ホリエモンの宇宙論』堀江貴文

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日本人初の宇宙飛行士は誰でしょうか?


との問いかけに、
何と答えるでしょうか。


わたしは、
毛利さんとか、向井さんのような、
JAXAの宇宙飛行士を思い浮かべました。


実際に日本人初の宇宙飛行士が誕生したのは、
1990年のことです。


ソ連のソユーズ宇宙船に乗って、
宇宙ステーション・ミールに1週間滞在した、
秋山豊寛さんという方が日本人初の宇宙飛行士となりました。


この秋山さんの職業は、
『TBSの記者』です。


当時、TBSが取材のために、
ソ連に15億円の金額を支払って、
秋山さんが宇宙飛行士としての訓練をした上で、
日本人初の宇宙飛行士として宇宙に行ったのでした。

これは、つまりお金を払えば宇宙に行けるってことじゃないか。
(『ホリエモンの宇宙論』より)


と書いてあるように、見方を変えれば、
1万円払って新幹線に乗って東京から名古屋に行くことと、
15億円払って宇宙船に乗って地球から宇宙に行くことと、
事象は同じだってことです。

なぜ今現在、気軽に宇宙に行くことが実現していないのか?


今から25年前に、
民間人がお金を払って宇宙に行ったというのに、
なぜいまだに民間人が宇宙に気軽に行けていないのか?
と疑問に思います。


ソ連では、民間人を乗せて15億円もらうという出来事がありました。


アメリカでも、
さかのぼって1985年に民間人をスペースシャトルに乗せて、
宇宙に飛ばすという計画が持ちあがり、
スペースシャトルに乗りたい学校の先生を募集したそうです。


クリスタ・マコーリフさんと、もう一人の学校の先生が選ばれ、
先にマコーリフさんがシャトルに乗って宇宙に行くことになりました。

悲劇的なことに、マコーリフが乗ったのは、
フライトナンバーSTS-51L「チャレンジャー」だった。
86年1月28日に爆発事故を起こした打ち上げだ。
同乗した6人の宇宙飛行士とともに彼女は殉死し、
NASAはその後二度と一般民間人を
シャトルに搭乗させようとはしなかった。
(『ホリエモンの宇宙論』より)


ということになり、
その後スペースシャトル事業は安全性、コストの面から中止に追い込まれ、
今ではNASAは宇宙への有人飛行を行っておりません。


80年代から90年代にかけての
スペースシャトル事業の失敗が後を引き、
NASAの宇宙開発は滞ることになったのです。


ロシアはどうだったかと言うと、
ソビエト連邦崩壊もあり、
宇宙開発どころではない経済危機に追い込まれていました。


宇宙開発の先頭を走っていた、
アメリカとロシア(旧ソ連)の二国がつまずいたために、
宇宙開発は遅れをとることとなりました。

ホリエモンの目指す宇宙開発とは?

ソ連のソユーズではお金を払って宇宙に行けたのに、シャトルでは行けない。
ちょっと待ってくれ。
ということは、私たちが宇宙に行きたいのに行けないというのは、
技術的な問題ではなく、社会的制度的な問題じゃなかろうか。
(『ホリエモンの宇宙論』より)


この宇宙開発における「社会的制度的な問題」についても、
本書で詳しく述べられています。


そのうえで、ホリエモンが目指す宇宙開発は、

目的はせいぜい重さ1~数十kgの衛星を地球を回る軌道に、
1000万円で打ち上げること。
(『ホリエモンの宇宙論』より)

とあります。


こんなことに一体どんな意味があるのか。


ここで、
ホリエモンではなく、実際に宇宙飛行士として活躍されている、
野口聡一さんの『3次元アリ』の話を紹介したいと思います。


『宇宙兄弟』というマンガで紹介された話です。


www.youtube.com


こちらはアニメ版のシーンです。
野口聡一さんご本人が本人役として出演されています。


シーンのラストで、

宇宙に人間が行くということは、
たんに遠くの星に行くことだけではなくて、
地上で僕たちが抱えている問題を、
新しい視点から見て解くことができるんじゃないかなと。

それが、僕たちが本当に宇宙に行きたい理由
なのではないかと思います。
(野口聡一さんの言葉)

と仰っています。


宇宙開発が進むことで、
ぼくらの日々の生活がより豊かになる可能性を秘めているのです。


ホリエモンは、

宇宙には、実際に行ってみないとわからないことがいっぱいある。
アメリカは火星にロボット探査車を送り込んだが、今の技術では
ロボットでわかること、できることは限られている。
やっぱり生身の人間が行ってみて、初めてわかることは
多いのだと思う。だからといって、国がいつまでも宇宙開発を
独占しているのもおかしい。
地上の経済が自然に宇宙に向けて盛り上がる、というのが望ましい。
何とかして、みんなの意識を変えてみたいというのが私の希望であり、
野望でもある。
(『ホリエモンの宇宙論』より)


と言っています。


そのために、まずは安く宇宙にロケットを飛ばすことを目標にしています。


インターネットがナローバンドからブロードバンドに変わり、
誰でも安くインターネットに繋げる時代が来て、
SNSやソーシャルゲームやスマートフォンなど、
当時の技術者が思いも寄らなかったサービスや製品が
世に誕生して来た歴史があります。


同じことが宇宙で起きないとは言えないと
本書でも述べられています。


気軽に宇宙旅行が出来る以上に、
ワクワクする何かが起きる可能性があるのです。


本書の締めくくりには、

私たちは知っているものの延長線上に未来を考えがちだ。
でも実際には、今は存在しないものが未来を作っていく。
(中略)
想像もつかないような未来が実現してほしいと思う。
自分も、そのための努力を惜しまないつもりだ。
(『ホリエモンの宇宙論』より)


とあります。


自分にはロケット開発出来る頭も力も財力もないので、
せめて宇宙開発が進んで、仮に旅行出来るとなった時に、
行けるだけの体力と経済力を身につけておくことは、
目標の一つになっています。


ホリエモンが、ワクワクする未来を実現するために、
努力しているのを見て、ささやかながら応援できればと思い、
本稿を書き上げました。


一人でも多く、
宇宙への興味が大きくなった人が増えることを祈っています。


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