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何かと賛否両論なFF12です。
主人公が空気だったり、妙にプレイヤーに解釈を任せる描写が多かったりと、確かにツッコミどころは多いように思えます。
ただ、それらを補って余りある音楽の素晴らしさがあります!そんなファイナルファンタジー12の名曲を紹介していきます!
FF12をいろどる名曲たち
FINAL FANTASY ~FFXIIバージョン~
オープニングで流れる、いわゆるメインテーマです。
壮大なオーケストラアレンジがめちゃくちゃカッコいい!!
それ以上に、ストーリーの要所要所で挟まれる空中都市ビュエルバを治めるハルム・オンドール卿の回顧録で流れる本曲がテンション上がります。
ボス戦
FF12では戦闘形式がシームレスとなり、MMORPGのように移動と戦闘がセットになっています。
そのため、通常戦闘曲が存在せず、ボス戦で戦闘BGMが変わるようになっています。
こちらは通常ボス戦曲ですが、静かな出だしから後半にかけての盛り上がりがカッコいいです!
王都ラバナスタ
さわやかな雰囲気の曲ですが、中盤にかけての盛り上がりは一級品です。
こういう吹奏楽ベースの曲が、FF12のBGMの大半を占めます。
オーケストラの音楽が好きな人には、終始たまらないことでしょう。
パンネロのテーマ
ヴァンとパンネロは、FF12のストーリーに良い意味で似つかわない空気感です。
そんなパンネロのテーマは、和やかな気分にさせてくれます。
ダークで重々しい雰囲気だけじゃない。ヴァンとパンネロは、ポップな雰囲気を生み出す要員として重要な役を果たしていると思います。
帝国のテーマ
FF12のメインテーマと言っても過言ではない一曲です。
帝国の勇壮さ、巨大な力を連想させる迫力ある曲調。しかし、途中から穏やかな雰囲気のメロディになります。
帝国の象徴と言えば、ジャッジですが、ジャッジたちも一枚岩ではありません。
強硬派のヴェインを支持するギースとベルガ、穏健派のラーサーを支持するガブラスとドレイス、そして中立のザルガバース。
そんなジャッジ同士の微妙な空気感も表現された一曲と思うと、「帝国のテーマ」は非常に名曲です。
動乱(帝国バージョン)
ジャッジ・ギース、ジャッジ・ベルガ戦などで流れます。
個人的にはジャッジ・ベルガのセリフが好きですね。
「笑わせるな。人造破魔石は人間の力だ!」
「神々に挑む大志を抱いた人間が、その知恵でつくりあげた人間の武器!真の覇王にふさわしい剣だ!」
「与えられた破魔石に頼りきっていたレイスウォールなど、偽りの覇王にすぎんわ!」
死闘
ウォースラ「空賊ごときにダルマスカの未来を盗まれてたまるか!
(ウォースラの前に立ちはだかるバッシュ)
ウォースラ「なぜだバッシュ。お前なら現実が見えるだろうが」
バッシュ『だからこそ、、、あがくのだ!』
かつて共に王国に仕えた二人は戦友です。共に国を想う気持ちも同じ。
ウォースラは功を焦ったためか、帝国に寄り添って国を守る方策を独断で実行します。アーシェやバッシュたちは自力で解決する道筋を探っています。
やむなく対立し、ウォースラと、かつての戦友と戦わないわけにはいかない。
というFF12屈指の名シーンで流れる本曲も、限りなく名曲であると言えるでしょう。
物語終盤、戦艦バハムートに突入シーンでも流れることから、解放軍のテーマ曲とも言えます。
ビッグブリッジの死闘 ~FFXIIバージョン~
ギルガメッシュ戦で流れます。
確か、本編とは関係ないサブイベントをこなす中で、ギルガメッシュとの戦いがあったはずです。
サブでも、この気合いの入ったアレンジの仕方ですわ。これはこれでとてもカッコいい!
アーシェのテーマ
かの有名なオイヨイヨのシーンで流れている曲ですが、よく聞くとめちゃくちゃ良い曲です。
前半は綺麗なメロディで、ヒロインのテーマという雰囲気があります。
しかし、後半はオドロオドロしい重低音の響く非常にダークな曲となります。
麗しき王女ながら、求めるものは破魔石の力。という二面性をよく表現している曲です。
「帝国のテーマ」もそうですが、メロディだけで登場人物の背景まで描いていることが、FF12の素晴らしい点だと思います。
自由への闘い
ラスボス戦の曲です。
中盤のメロディでは、「帝国のテーマ」のアレンジと解放軍のテーマ曲である「死闘」のアレンジが交互に流れ、まさに決戦をイメージさせる曲に仕上がっています。
ラスボスにふさわしい強さも併せ持っていて、長かったFF12のラストを飾る一曲としてふさわしいです。
Kiss Me Good-Bye
Final Fantasy XII - Kiss Me Good Bye - YouTube
エンディングで流れる、アンジェラ・アキが歌う曲です。
なんだかんだ、エンディングまでしっかり見ると良い話だったなって思いました。
交響詩「希望」
エンディングのスタッフロールで流れる曲です。こちらは、葉加瀬太郎が楽曲提供しています。
単純に良い曲です。アレンジして他のBGMに使っていないのがもったいないと思うくらいです。
ぜひ最後まで聞いてみていただきたいです。
まとめ
名曲揃いでした。本当に曲が素晴らしいです。
オーケストラがツボって人には、ドンピシャなのではないでしょうか。
FF12のストーリーも改めて、勉強しなおしてみると、そんなに悪くありません。細かいツッコミどころはたくさん気になりますが…。
恐らくFF12の最大の欠点は、ダンジョンが長すぎることでしょう。リドルアナ大灯台とか、一体いつまで続くのだろう?と思いながらプレイしていた記憶があります。
振り返ってみると、FF12は本当に名曲揃いでした。
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