『らーめん大(DAI)』という一般的に「二郎系」とされるお店に行ってきました。
麺の量や盛られた野菜や脂の浮いたスープなど、二郎と共通している点がいくつかありました。
しかし、二郎系は二郎系であって二郎を求めて行くお店ではないんだという真理にたどり着きました。
もちろん、『ラーメン富士丸』や『ラーメン荘』のように、真の二郎ファンもイチオシする「二郎系」のお店もあるでしょう。わたしは「二郎系」を批判する気は一切なく、たまたま訪れた「二郎系」と認識している『らーめん大(DAI)』で食べた一杯は、二郎ではなかったということです。
では、不味かったのか?と聞かれると、否、美味しかったです。特にごわごわした極太の麺は最高でした。
ただ、二郎ではなかった。それだけの話です。
そんな『らーめん大(DAI)』で、気になるメニューがありました。「煮干しらーめん」です。
わたしがラーメンにドハマりするキッカケとなった一杯が、『ラーメン凪』です。
世の中にこんな美味いラーメンがあるのかと感動し、以来十数回は訪問しています。単一のお店で、最も多く訪れた店でしょう。
それくらい、「煮干し」には目がないのです。
あの「二郎系」の極太麺に、「煮干し」ダシのスープが合わさったら、どんな味になるのだろう?
好奇心が募ります。
次は「二郎系」ではなく「二郎」に行きたいなと思っているし、2日連続「二郎系」ラーメンは良くない気がする。
そんな葛藤を抱えながら、仕事を終えたわたしは、気付けば『らーめん大(DAI)』の前にいました。
好奇心が理性を越えたのです。
再び『らーめん大』高円寺店へ
二郎系とはいえ、2日連続で二郎系を食べる日が訪れようとは。
これも、何かレベルアップした証拠でしょうか。
というわけで、今回は「煮干しらーめん」720円+「ネギ」70円で行きます。
コールはニンニクのみ。
しばしの茹で時間を経て、いよいよご対面!
見た目はネギを除けばいつもの二郎系
煮干し系・魚介系ラーメンに抜群の相性を誇るアイテムが白髪ネギでしょう!
家系の店でよく出るような、ラー油がかかったタイプのネギがこんもりと盛られています。
横からのアングルもパチリ!
普通盛りなので、穏やかな高さです。
チャーシューは一枚。前日と同様に「こま切れ豚」をトッピングしても良かったかもです。
一枚では物足りないです。
麺は当然、ごわごわした極太麺!このぶっとい麺と煮干しスープの相性を知るのが、今回の目的ですから!
スープは、前日食べたノーマルラーメンより、濃い色していますね〜。
まずはスープを一口!ん?!これは…!!
普段ラーメンを食べる時は、レンゲを多用するわたしですが、二郎や二郎系を食べるときは、あまりレンゲを使いたくありません。
というよりは、レンゲを使っている場合ではないケースが多いからです。
ちまちまスープ飲んだり、薬味溶かしていられないくらいのファイトをする必要があるからですね。
しかし、スキルアップ・レベルアップしたわたしは余裕のレンゲ使いです。
まずはスープを一口いただていみます。
おおお!!!煮干し独特の魚感漂っています!
『ラーメン凪』ほどではありませんが、奥底から来る煮干しパンチは十分に効いていますね〜。
何より、二郎系の極太麺との相性は抜群です!!
極太麺は濃い味のスープでないと、存在価値を発揮できないと思います。
『らーめん大』の「煮干しラーメン」は恐らく、ノーマルラーメンのスープに煮干しの出汁かエキスをこれでもかと加えてつくっているのではないかと思います。
元々の豚骨や、カエシの濃さに加えて、煮干しが加わっているので、濃い目の味付けになっていますが、しょっぱくはないです。
トッピングしたネギも、いぶし銀の二番打者のような良い味出しています!
白胡椒かけちゃって。
一味と黒胡椒もかけちゃって、味変しながら楽しみます!
というわけで、一気にかきこんじゃって、完食!
完飲は避けましたが、レンゲで数杯すくって飲む余裕のフィニッシュです。
安くて量の多いラーメン食べるなら『らーめん大』はアリ!!
家から近いこともあって、こりゃまた行っちゃいそうです!
「味噌ラーメン」が気になりますが、細麺じゃなくて太麺でやってくれないですかね〜。
とにかく、わたしはその気になればいくらでも本家・二郎に行くことが出来るわけで、一般的な「二郎系」には二郎にない要素を求めていくことにします。
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