ネタバレなしで書きます!
ついにオスカーを受賞したレオナルド・ディカプリオ主演映画『レヴェナント:蘇えりし者』を、公開初日に見てきましたよ〜!
アカデミー主演男優賞を受賞した演技はどれほどのものなのか、非常に楽しみにしていました。
早速、ネタバレなしの範囲でレビューします。
『レヴェナント:蘇りしもの』とは?
アレハンドロ・イニャリトゥ監督作品です。
イニャリトゥ監督は、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー作品賞・監督賞・脚本賞・撮影賞の4部門で受賞したアカデミー賞受賞監督です。
また、役所広司・菊地凛子が出演した、ブラッド・ピット主演映画『バベル』のメガホンを取った監督でもあります。
実績のある監督が撮る映画なので、期待が大きく持てます。
『レヴェナント』には、インセプションでディカプリオと共演し、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に主演したトム・ハーディも出演しています。
そして、メインテーマは坂本龍一が作曲しています。
このように、オールスター級の面々によって作られた作品が『レヴェナント:蘇りしもの』なのです。
レオナルド・ディカプリオの役どころは?
ディカプリオ演じる主人公のヒュー・グラスは実在の人物、実話をもとに構成されています。
↑TVCM30秒バージョンです。
『最愛の息子の命を奪われ、極寒の荒野に置き去りにされた男』
『復讐の先に何があるのか』
『見るものすべての胸を打つ』
と、CMには流れています。
ディカプリオが「最愛の息子の命」を奪われ、復讐を果たさんとする物語です。
だが、この予告はちょっと違うなと思います。
単なる復讐ストーリーだと思って、まあこんな感じだろう?と考えるならば、非常に勿体ないなと思います!
アカデミー撮影賞を受賞しているだけの圧倒的なスケールを感じる世界観・映像美は映画館での必見の価値があります。
2時間半、ずっとディカプリオタイムって感じです
ひたすらに、ディカプリオの演技を見ていたように思えます。
多くのセリフを言う訳ではないですが、表情・動き・息遣い、すべてて世界観を伝えて来ます。
圧巻の演技、という表現がふさわしいです。
映像が素晴らしすぎる
スタントマンなし、特殊メイク最小限、CGも最小限にとどめ、すべてリアルにこだわって撮影された映像美はご家庭のモニターで見るにはもったいなさすぎます!
劇場に足を運んで、ぜひ見てもらいたいところです。
こればかりは、凄いとしか言いようがないです。
音楽が素晴らしすぎる
坂本龍一さんが作曲したメインテーマだけでなく、挿入されるBGMがこの映画に欠かせない重要な要素になっています。
2014年にがんが発病し、体調が万全ではないなか、本作品の仕事を引き受けました。
坂本龍一さんいわく「作曲家冥利に尽きる」と言うほど、つくりこまれた音楽にもぜひ注目してほしいです。
参考記事:http://mainichi.jp/articles/20160420/dde/012/200/005000c
脇役の俳優さんたちも良い味を出している
トム・ハーディはもちろん、他の役者さんたちも一人一人印象に残る良い味を出していました。
ナルニア国物語にも出ていたウィル・ポールターが、個人的には絶妙でしてとても良かったと思います。
さすがアカデミー賞受賞作品と言える大作でした
見終えた直後の感想はディカプリオすげえ!というよりは、イニャリトゥ監督すげえ!でした。
ディカプリオがアカデミー賞獲得に向け執念と言える熱演も素晴らしく良いのですが、それらをやらせたイニャリトゥ監督が本当に凄いです。
普通の監督なら、あんなことさせないと思います笑
アカデミー賞受賞は伊達じゃなかったです。
『レヴェナント:蘇りしもの』マジでおすすめですよ!
ということで、ネタバレありのレビューはnoteに書きました。
ということで、本作品はあきさね評価的には100点中95点です!
ぜひ、劇場でご覧ください〜!
原作も読んでみたい。
サントラも早速売られていますね。
・他のディカプリオ主演映画を見たいなら、こちらも参考にしてみてください
・わたしのディカプリオ愛が詰まった記事です笑