携帯端末の値上げをするそうです。
一層、値上げ前に機種変したい思いが強まりました。
値上げしようが、しまいが、
どのみちスマホの寿命は約2年前後だと思いますので、
これからも機種変のたびに、
iPhone、Androidのどっちにしようか悩む問題はつきまとう気がします。
使いたい機種は用途によって、
iPhoneがいいのか、Androidがいいのか変わることでしょう。
2年後、4年後でも同じ指針で
その時に発売されているiPhoneやAndroidスマホ、
はたまたWindowsPhoneなどの他の勢力のシェアが上がって来たときでも、
明確な指標を持っていれば、将来性を考えすぎず、
悩まずに判断できるはずだと考えました。
まずは現時点で二択であるiPhoneとAndroidの比較をして行きます。
注意事項
比較の前提は、
・auを利用すること
・自分の経験に基づく(HTC J One、iPhone5(iOS9)の使用感)
です。
Softbank、docomoの場合は
多少異なる点もあるかと思いますが、
どの点に着目すれば迷わないか、
ということがこの記事の主旨なので、
Softbank、docomoについては言及しません。
また、Androidの機種によっては、
メーカーが提供しているアプリによって可能になること、
ならないこともあると思いますが、
キャリアの違いと同様に、
機種の違いについても言及しません。
それでは、比較してみます。
1、バックアップの取得しやすさ、復元のしやすさ
機種変しないってことは相当未来まで無くならないと思いますので、
機種を変えるたびに、データ移行が発生します。
移行のしやすさは、とても重要だと考えています。
現状では、
iPhoneはiTunesまたはiCloudを使ったフルバックアップを用いて、
新しい機種をセットアップすると、
LINEの履歴やゲームデータに至る、
ほぼすべてのデータを引き継ぐことが可能です。
Androidでは、
・アドレス帳はGoogleアカウントまたはキャリアが提供しているアプリ等でバックアップ
・LINEはトークごとにバックアップ取得すれば可能(1件1件やる必要があるので非常に手間)
・画像、音楽、特定アプリなどは、バックアップアプリを用いることでデータ移行することも可能
となっています。
圧倒的にiPhoneのフルバックアップを使っての、
データ移行が簡単で確実なので、
この点についてはiPhoneの圧勝と言えましょう。
LINEのトーク履歴を引き継げなくても問題ない場合には、
僅差でiPhoneかなと思いますが、
二つに大差はないなと感じます。
ポイント
LINEのトーク履歴を移行したい場合・・・iPhone 10点、Android 3点
LINEのデータ移行不要の場合・・・iPhone 7点、Andorid 5点
2、文字入力のしやすさ
iPhoneでは、
文字入力の際に『一文字戻る・進む』キーがありません。
変換ミスがあった場合に修正する時は、
画面長押ししてカーソルを移動して修正して、
また元の位置にカーソル戻すために画面長押しして、
という操作が非常に煩わしいです。
※iPhone6Sには「3D touch」という機能が搭載されていて、カーソル移動の煩わしさは軽減されています。
参考:【iPhone6s】3D touchが使いやすすぎる件
ただし、iPhone SEには搭載されていない機能なので、要注意です。
煩わしいので、iPhoneやiPadなど、
iOSで文字入力する場合は、
Bluetooth接続タイプのキーボードを併用すると使い勝手が向上します。
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Logicool ロジクール K380 Bluetooth マルチデバイス キーボード (マルチOS: Windows, Mac, iOS, Android, Chrome OS 対応) ブラック K380BK
これを持ち運ばねばならないので、
他にiPadなどタブレットなど持ち運ぶ場合は、
Bluetoothキーボードが1台あると、
iPhoneとタブレット双方の使い勝手が向上することでしょう。
対して、Andoridは、
『一文字戻る・進む』キーがあるため、
入力のしやすさは段違いに良いです。
また、Andorid向けATOKの使い勝手が非常に良いので、
文字入力に関しては、Androidの圧勝でしょう。
※iPhone6Sの場合は、僅差でAndroidの勝利です。
ポイント
タブレットも持ち運ぶ場合・・・iPhone 5点、Android 10点
タブレット持たない場合・・・iPhone 3点、Android 10点
※iPhone6Sの場合は、それぞれ4点ずつ追加です。
3、キャリアメール(@ezweb.ne.jpメール)の使いやすさ
LINEでのやり取りも増えてきて、
あまり使わなくなって来た人も多いかと思うキャリアメールですが、
人によってはよく使うこともあるかかと思います。
iPhoneの場合、デフォルトのメーラーもしくは、
メーラーアプリを使うことになります。
デフォルトのメーラーは、
送信済みのメールを再編集することが出来ません。
メーラーアプリによっては、
出来ることもあるようですが、
キャリアによってはバグだらけで使えないってことも、
よく聞きます。
また、受信メールのフォルダ分けをするためには、
メーラーアプリを使う必要があり、
上記と同様にバグに左右される可能性があります。
対して、Androidの場合、
キャリアが提供しているメールアプリを使うことが多いと思います。
こちらは送信済みのメールを再編集することが出来ますし、
フォルダ分けも簡単に出来ます。
auの場合は、
googleのラベルとは異なり、
細かい振り分け条件を設定できません。
○○さんからのメールで、件名に『▲▲』が入っているメールを振り分けする、
と言った複数条件を設定することが出来ません。
iPhoneもAndoridも不満な点はありますが、
再編集できる点でAndroidが勝っていると思います。
ポイント
キャリアメールをよく使う人・・・iPhone 3点、Android 7点
フォルダ振り分けを細かく設定したい人・・・iPhone 3点、Android 6点
キャリアメールをあまり使わない人・・・iPhone 5点、Android 5点
4、Gメールの使いやすさ
キャリアメールをあまり使わない
もう一つの理由がGメールの存在でしょう。
iPhoneでも、Androidでも
Gメールアプリを使うことになると思います。
どちらもあまり使用感に差はないように感じますが、
さすがにAndroidとGメールの親和性は高いように思えることが多々あります。
連絡先の連携や、アプリ連携においては、
Androidの方が使いやすいと感じることが多いです。
iPhoneでも、
デフォルトメーラーと組み合わせて使うと、
Androidより使い勝手が良いケースもあります。
例えば、
受信メールを転送する際に、
Androidでは段下げがありますが、
iPhoneでは段下げがありません。
このため、
転送を使って、受信メールの本文を修正して送り返すような作業は、
iPhoneの方がやりやすいです。
ほぼ五分五分ですが、
Androidとの親和性を考えて、
僅差でAndroidの勝利と思います。
ポイント
Gメールを受信だけでなく送信にもよく使う人・・・iPhone 8点、Android 9点
Gメールを受信によく使い、送信はあまりしない人・・・iPhone 7点、Android 9点
5、アクセサリーの充実度合
ケース、画面保護シールなどのアクセサリーを使う際に、
選択肢の幅が広いかどうかです。
ケースを使う人にとっては、
ケース自体にときめいている場合は、
スマホを持ち歩くことに喜びを感じると思います。
ケースを新しいものに変えるたびに、
喜びを味わえることになります。
iPhoneは、とにかくケースの種類が豊富です。
・手帳型
iPhone6s ケース iPhone6ケース ,Fyy® 高級PUレザー ケース 手帳型 保護ケース カード収納ホルダー付き 横置きスタンド機能付き マグネット式 スマホケース [全4色]ストライプ柄1
・バンパー型
iPhone6s / iPhone6 バンパー VERUS IRON Bumper アルミ × TPU 2層構造 ハイブリッド バンパー for Apple iPhone 6s / iPhone 6 4.7 インチ ダークシルバー 【国内正規品】 国内正規品証明書 付
・ジャケット型
【Star Wars】iPhone6 iPhone6s 対応 Star Wars Double Bumper Case【ダースベイダー ストーム・トルーパー BB-8 カイロ・レン】
好きなブランドや、キャラクターがデザインされた
ケースの種類が多いことも特徴の一つです。
Androidはいろんな機種があり、
GALAXYやXperiaなど人気機種であっても、
iPhoneのアクセサリーの種類の多さには敵いません。
iPhoneアクセサリーは量産が効くため、
100円均一でもケースや画面保護シールが売っています。
ケースにこだわりがある人にとっては、iPhoneの圧勝と言えましょう。
ポイント
ケースにこだわりがある人・・・iPhone 10点、Android 3点(GALAXY、Xperiaは4点)
ケースにこだわりがない人・・・iPhone 5点、Android 3点(GALAXY、Xperiaは4点)
6、アプリの使いやすさ
動作感や、他のアプリとの連携のしやすさは、
体感的にiPhoneの方が良いように思えます。
iOSとAndroid OSの設計思想の違いが影響しています。
iOSは、OSもハードウェアもアップルが作っているのに対し、
Androidは、OSはGoogleが、ハードウェアは別メーカーが作っています。
この違いは大きく、
機種によってはアプリの動作が性能以前の問題で
動作感が悪いものがあるようです。
わたしの『HTC J One』では、よく感じました。
ただし、Androidではランチャーアプリを使って、
ホーム画面をほぼ自由自在に変えることが出来るのは、
Androidの特権です。
アプリへのアクセスを重視するかどうかも分かれ目でしょう。
ポイント
よくアプリを使う人・・・iPhone 8点、Android 5点
ホーム画面をカスタマイズしたい人・・・iPhone 5点、Android 7点
まとめ
わたしの場合は、
LINEのトーク履歴を移行したい場合・・・iPhone 10点、Android 3点
タブレットも持ち運ぶ場合・・・iPhone 5点(iPhone6Sは+4点)、Android 10点
フォルダ振り分けを細かく設定したい人・・・iPhone 3点、Android 6点
Gメールを受信だけでなく送信にもよく使う人・・・iPhone 8点、Android 9点
ケースにこだわりがない人・・・iPhone 5点、Android 3点(GALAXY、Xperiaは4点)
よくアプリを使う人・・・iPhone 8点、Android 5点
でした。
合計:iPhone 39点(iPhone6Sは+4点)、Android 36~37点
となったため、
やはりiPhoneの方が良いという結論になりました。
もう迷いません。
近日中に、
iPhone6Sに機種変したいと思います。