荻窪ラーメンとは、
東京ラーメンの一種で、JR中央線荻窪駅周辺のラーメン店で提供されているラーメンである。
蕎麦屋からの転業が多かったため、スープは、鰹節や煮干しといった魚介系スープが基本の和風で、濃口醤油を使用した濃い色のスープが特徴である。鶏ガラや豚骨といった動物系スープを合わせる店もある。麺は、中細麺を使う店が多い。
(Wikipediaより)
とのことです。
その荻窪ラーメンの代表的なお店が『春木屋本店』です。
今回は、歴史ある老舗の食レポをお届けします。
春木屋本店はどこにあるの?
荻窪駅北口のバスロータリーを出て、青梅街道沿いに右手方面に進んだアーケード街の一角にお店はあります。
名店なので、行列覚悟で行きましたが、タイミングが良かったのかすんなり座れました。ただし店内はほぼ満席。
入店して、まず店員さんの接客の良さに心を惹かれました。
ちょっと荷物を多く持って訪れたのですが、自分を見るなりサッと椅子を用意して、
『こちらにどうぞ』と気遣ってくれた点は非常に好印象でした。
ラーメン屋の床は油っぽいので、荷物を直置きしたくないです。
お客さんの気持ちに先回りしてこの対応は嬉しいです。
気分よくメニューを見ると、『わんたん麺』が当店のおすすめとあるので、『わんたん麺 大盛り』1400円を注文しました。
これが名物の「わんたん麺」だ!
ちょっと高いかなと思いましたが、値段に見合う美味しさです!
スープは見ての通り透き通った魚介醤油スープで、いつまでも飲んでいられるくらいスッキリとした味わいです。
麺は中細縮れ麺でして、中細でも十分な麺のコシを感じました。
わんたんは、肉汁たっぷりで、絶妙な味わいでした。
言うことなし。さすがのお味です。
まとめ
こんな有名店にも関わらず、店員さんの気の利いた接客が本当に印象に残りました。
ご飯ってうまければいいのかと言うと、
食べる時に自身の気分が大きく味に影響していると思います。
その点でも、
接客がいいというのは、非常に大切な要素だと、
わたしは考えます。
ぶっちゃけ、ラーメンの味だけなら、
個人的にはもっと濃いめの家系や豚骨系の方が好きです。
けれども、
この日食べた春木屋のラーメンの味は忘れません。
接客がいいことが、また行こうと思うに値する、十分な理由だと思っています。
老舗の名店が、なぜ名店なのかを知るためにもオススメです。