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独立リーグの更なる活性化のために、イオンの隣に野球場をつくろう!

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独立リーグは、貴重なプロ野球選手の供給源となっているだけでなく、縮小する社会人野球の受け皿としても重要な組織となりつつあります。

ロッテの角中は、四国アイランドリーグの高知ファイティングドッグスに所属し、2006年大・社ドラフト7巡目で指名され、首位打者を獲得する打者へと成長しました。

中日の又吉は、同じく四国の香川オリーブガイナーズに所属し、2013年にドラフト2位で指名されています。

また、NPBを目指す外国人選手の登竜門として、中日のネイラー、元オリックスのカラバイヨ、マエストリなど、活躍の場を日本に求めてやってくる外国人選手の数も年々増えています。

その一方で選手の年俸、給料は非常に低く抑えられており、「プロ野球選手」の肩書きはあるものの、オフにはアルバイトをして生計を立てている選手も少なくありません。

【関西の議論】「プロ野球なのに…」全員無給、アルバイトは当たり前 独立リーグ〝残酷物語〟(1/5ページ) - 産経WEST
※関西独立リーグは全員無給で、四国とBCリーグは月給10〜40万円ほどが相場とのこと。

夢のNPBの舞台へ!と言っても、月給10万円で、リーグから数名程度、育成選手として指名されるのが関の山であり、現実はなかなか厳しいものです。

四国アイランドリーグは設立12年目、BCリーグは10年目を迎えますが、リーグ経営・球団経営は順風満帆、余裕の運営とは言えないのが現状です。

独立リーグの経営状況、スポンサー頼みの運営

最も歴史の長い、四国アイランドリーグの2015年の決算は、リーグを運営する法人単体で2400万の赤字です。

参考:四国アイランドリーグplus 2016 開幕記者会見資料(pdfで開きます)

上記資料によると、リーグの4球団中3球団は黒字を計上しているようです。リーグ運営法人+4球団の合計では、1000万の赤字とのことです。

愛媛マンダリンパイレーツを例にとって、さらに詳しい数字を見てみます。

2015年の年間観客動員数は40試合(ホーム主催試合)で35,206人です。1試合平均880人となります。

収入は1億5800万円で、支出は1億5500万で、収支は黒字です。

愛媛球団のチケット代は、大人(当日券)が1000円です。(前売り券は20%オフ、子供は半額)

したがって仮に入場者全員が大人(当日券)だとしても、チケットによる売上は3500万となり、収入の20%強を占めるに過ぎません。

ここにグッズ売上、後援会費、を加味したとしても、収入の大半はスポンサーからの広告費がメインとなっています。

愛媛球団の2015年のスポンサー数は209社にのぼります。

観客動員数と客単価が同時に上がるような施策が必要でしょう。

地方で休日に人が集まる場所と言えばイオン

『狸や狐の出る場所に出店せよ』とは、実質的なイオン創業者の岡田卓也の言葉です。*1

人がいない、何もない場所に大型ショッピングセンターをつくって、人を集めるというインフラ構築がイオンの主戦略です。「イオンモール」や「イオンタウン」と呼ばれる大型店舗のことです。*2

このご時世でも、年間4〜5施設は新たに建設しているほどに、業績好調です。

わたしの友人で、地方に住んでいる人に聞きますと「休日はイオン」という意見が多いです。

山形県在住の友人は「南ジャ*3行く?北ジャ*4にする?」みたいな感じで、「イオン(当時ジャスコ)以外に遊ぶところほとんどないんだよ」と言っていました。

イオンモール宮崎に勤めている友人に聞くと、「休みの日なのに、行くところないから職場に行っているんだよ」と自虐的なことを言っていました。

「日吉津村」という鳥取県内の人口3400人の村にある、イオンモール日吉津には、村の人口より多い3740台の駐車場を備えています。

もはや地方のエンターテイメントの中心はイオンにあると言っても過言ではありません。

それだけ人が集まるイオンの隣に野球場があって、週末は独立リーグの試合が行われていたらどうでしょうか。

野球ファンでなくとも、観客動員は伸びるのではないかと思うのです。

イオンにとっても、食べ物や飲み物を販売出来るので相乗効果も期待できます。

こう考えると、小売業と野球の親和性ってすごく高いように思えます。

そう言えば、かつてこんなことをやっていた親会社がスーパーの球団があったような。ええと、、、あっ・・・!(察し)

プロ野球人気の再興、スター選手輩出のためにもイオン様お願いします

バタフライエフェクト的な発言ですが、

イオンの隣に野球場つくる→独立リーグ盛り上がる→球場で観戦した子供たちが野球選手を目指すようになる→野球人口が増える→スター選手が輩出しやすくなる

という好循環を期待します。

それに観客動員と収入が増えれば、独立リーグの選手の給料も上げることが出来ると思います。

野球場は一体誰がお金を払ってつくるんだ?問題もありますし、イオンモールの周辺の用地の問題もありましょう。

独立リーグとイオン、共に地方活性化のミッションを持っている者同士、親和性は高いんじゃないかなと思って、一つの具体案として野球場建設のアイデアを語ってみました。

経営難で球団存亡の危機に瀕していた四国・高知ファイティングドッグスのお話です。

ルートインBCリーグなら東京から近いし、今度観戦しに行ってみようかな。

・関連記事

www.akisane.com

アメリカのマイナーリーグの構造と比較して考えるのも面白いと思います。

*1:当時の屋号はジャスコで、実際の創業は1758年

*2:「イオンモール」に対して、「イオンショッピングセンター」という小規模なスーパーマーケット型店舗もあります。

*3:現イオンモール山形南店

*4:現イオン山形北ショッピングセンター