あきさねゆうの荻窪サイクルヒット

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ディープな街・西荻窪の個人経営系ステーキ店「キャロット」に行ってみた

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吉祥寺と荻窪に挟まれた街・西荻窪。

中央線の1日の乗降客数は8万人を越えていますが、土日は中央線快速が通過します。

「にしおぎくぼ」と言っても、「にしおおじ?」などと一発で伝わらない聞きなじみのない街です。

駅を降りて、徒歩10秒ほどの場所には、人口56万人を抱える中核都市・杉並区の主要路線であるJRの駅前とは思えないような、闇市を彷彿とさせる飲み屋横丁が広がっています。

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そんなディープな街が西荻窪です。

今回は、西荻窪にあります、ステーキ・ハンバーグの名店をご紹介します。

そのお店の名前は「キャロット」です

tabelog.com

駅から徒歩5分ほどの、もはや住宅街と言えるゾーンに、そのお店はあります。

「キャロット」と手書きで書かれたようなノスタルジーを感じるデザインの看板の前には、数名の人々が列を成して並んでいます。

そう、ここは知る人ぞ知る西荻窪の隠れた名店なのです。

一時期、先代のオーナーの方が体調不良で閉店していた時期もありましたが、二代目が復活させて先代の味を引き継いでいるとのことです。

地元のファンも多いようで、わたしが訪問した際にも、常連と思しき人たちがビールを飲みながらステーキを食べているという、和みのあるお店です。

メニューが豊富な上にリーズナブル

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全メニューにライス・みそ汁・ドリンクがついていて、780円からというリーズナブルな価格設定です。

780円の「ハンバーグ&クリームコロッケ」、例えるならば年俸3570万で途中入団ながら本塁打王を獲得した西武のエルネスト・メヒアのようですね。

1800円の「ハンバーグ600gとクリームコロッケ」は年俸5100万で来日3年目に本塁打王を獲得した広島のブラッド・エルドレッドで、2750円の「トリプル・サーロイン」はまさに年俸9000万でトリプルスリーを達成したヤクルトの山田哲人のようです。

今回は、ステーキもハンバーグも楽しみたかったので、1580円の「サーロイン&ハンバーグ」定食を注文しました。

直球も速く、変化球のキレもいい年俸6800万の巨人のアーロン・ポレダのようですね。

鉄板が奏でるジュージューという協奏曲、これぞステーキハウスなり!

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ボリューミーなサーロインステーキに、肉厚なハンバーグの合わせ技です。

写真を撮ろうとすると、鉄板からの蒸気でレンズがくもってしまい、なかなか写真がうまく撮れませんでした。

それくらい、焼きたてアツアツの状態で提供するこだわりを感じます!

サーロインステーキのアップ写真

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余計な味付けがなく、肉本来のうまみで勝負しています。

上に乗っているバジルバターとレモン汁を混ぜて食べるのが、コテさっぱりしていて非常に美味です!

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断面図はこんな感じです。

焼き加減はミディアムくらいでしょうか。

ハンバーグのアップ写真

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ナイフで切ろうとすると、中からじゅわ〜っと肉汁が溢れてきます。

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断面図はこんな感じです。

牛ハンバーグの証である、中の赤みが上質の肉をあらわしています。

赤さはミオグロビンという成分が赤くなっているためであり、ミオグロビンは時間が経つと褐色化するため、赤いお肉は新鮮さの証明です。

ごはんとみそ汁とドリンクまでセットでついてくる

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肉を食べる際は、冷たい水で流し込むと脂が固まってしまうため、みそ汁で流し込みながら食べるのが、あきさね流です。

そのみそ汁もしっかり出汁の出ているシンプルながらもこだわりが光る一杯でした。

そうして、食後にウーロン茶をがぶ飲みして、スッキリ大満足という運びです。

さすが!個人経営系のお店特有の抜群のコストパフォーマンス!

ボリューム・クオリティ・サービス・値段すべてが最高です!

メニューも豊富ですし、何度でも行きたくなるお店です。

西荻窪という閑静な住宅街に、奇をてらうこともなく、堂々と料理で勝負している潔さが、住民の心を掴んで離さないだと思いました。

中央線沿線民は一度は訪れるべし!