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詰将棋が苦手な棋力2級が人間が、初段になるために勉強したこと

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将棋ウォーズで初段に昇格しました!

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ずっと、初段昇格を目標に頑張ってきたので、とても嬉しいです。

わたしは、小学生の頃に父親に教えてもらって将棋を覚えました。そこから、道場に通うことなく、部活に入ったりすることもなく、ほとんど独学でやって来ました。

オンライン将棋を本格的に始めてから、2級あたりで壁にぶち当たってしまいました。

2級から初段に昇格するために、具体的にどんな勉強をしたのか書いていきたいと思います。

わたしと同じように、初段を目前にしてレーティングがなかなか上がらない人の一助になれば幸いです。

1、得意戦法を決める(好きな戦法を決める)

居飛車か振り飛車が、どちらか決めると言った方が正確かもしれません。

わたしは振り飛車党です。ごくごく稀に、四間飛車対策に右四間を指すことがあるくらいで、純粋な居飛車の戦法は全く指しませんし、全く分かりません。

得意戦法を何でもいいので決めて、その戦法を磨き上げていくイメージでやってきました。

得意戦法を磨くためには、定跡書と呼ばれる将棋本を読むことをおすすめします。

四間飛車と言えば、藤井猛先生ですね。わたしは、このシリーズの本を読破しました。

しかし、定跡を学んだところで、四間飛車を実戦で指しこなすには非常に難しい戦法です。

四間飛車の勉強だけでは、さらなる棋力の向上は難しい、というより途中で飽きて挫折するなと思いました。

そこで、後述しますがYoutubeで将棋実況動画を見ていたところ、「角交換四間飛車」戦法が良さそうと知りました。

同じく藤井先生が書いた「角交換四間飛車」の本を読み込みました。

学んだことを実践するべく、次のステップに進みます。

2、とにかく対局しまくる

『将棋ウォーズ』は無課金ですと、1日3局までしか指せません。

なので、わたしは『将棋クエスト』というアプリでひたすら対局していました。

『将棋倶楽部24』もありますが、わたしはもっぱら移動中や出先のすき間時間を利用して、対局することが多かったので、スマホ対応しているウォーズとクエストを中心に使っていました。

24は持ち時間30秒で長考出来る将棋ですが、ウォーズとクエストは基本的に切れ負けの早指しなので、勉強法が違ってくるかもしれません。


対局しまくっていると、決まったパターンで負かされることが出てきます。

四間飛車ですと、棒銀、引き角、筋違い角、相振りに潰されたり、と苦手な戦法・戦型が出てきます。

逆に思い通りの展開になれば、勝ちやすいと言った手応えを感じることもあると思います。

そうなったら、次のステップに進みます。

3、苦手戦法・戦型に対する対策を勉強する

3-1、苦手戦法・戦型への対策が書かれた将棋本を買う

将棋の本が大量に揃っているような、大きな本屋に行きます。

得意戦法が書いてある本を手にとり、中に苦手な戦法・戦型に対する対策が書いてあるかを調べるのです。

わたしは「角交換四間飛車戦法」をエース戦法にするべく、勉強していた時期がありました。

すんなり角交換に応じてくれれば、ある程度定跡書で学んだ展開になるため、勝ちやすいのですが、最初から相手が角道を開けずに引き角に構えられると結構困ることが多かったです。

もしくは、わたしが後手番で先手7六歩→後手3四歩→先手6六歩と角道を止める展開も困りました。

角道を止められた場合の指し方については、藤井先生の『角交換四間飛車を指しこなす本』には書いてないのです。

そこで見つけたのが、黒沢怜生先生の書いた本です。

この本には、「角交換拒否型」の戦型を紹介しています。

相手が角道を止めても、こちらは角道を開いていることを活かす戦い方を紹介してくれています。

3-2、棋譜解析ソフトを使って、自身の対局を検討する

Windowsであれば、「将棋所」+「GPS将棋」を使って、

※参考:将棋所とGPS将棋のインストール方法

Macであれば、「将棋ぶらうざQ」+「Bonanza」を使って検討していました。

※参考:Macで将棋の棋譜を検討出来るフリーソフト「将棋ぶらうざQ」をインストールする方法

このへんは、ご自分の使いやすいものであれば、何でもいいと思います。

これら解析ソフトを使って、苦手戦法・戦型に負かされた将棋を解析します。

すると、形勢が悪くなるような、いわゆる悪手が何だったのかが分かります。

また、その場面で指すべき手は何だったのかも分析してくれます。

正直、コンピュータ将棋の示す最善手は高度するぎる場合が多く、実戦では絶対に読まないし指せない手もあるかと思います。

コンピュータ将棋の最善手を信じすぎることなく、何がマズかったのか知ることが棋力向上において大切なことがと考えます。

どう指せばいいかは、コンピュータによる解析と、将棋本を再び読み込むことで学習していきました。


というように、苦手な戦法・戦型への対策を勉強し、また対局を繰り返し、また出てきた苦手な戦法・戦型の対策を勉強します。

4、将棋実況動画を見まくる

自分より高段の人の指す手は、自分の指し手より遥かに筋がいいです。

筋がいい手にたくさん触れることで、何となく自分も筋のいい手が見えるようになる体感がありました。

恐らくプロの対局の棋譜並べに通じるところがあると思うのですが、動画を見るだけで勉強になるという手軽さが素晴らしいです。

料理中、食事中、シャワー中など、何かしながら見ることが出来る時間を利用して、たくさんの動画を見てきました。

わたしはYoutubeでよく見るのですが、個人的に非常にお世話になっている動画主を紹介したいと思います。

将棋実況チャンネル(クロノさん)

www.youtube.com

クロノさんは24で三〜四段の実力を持った居飛車党の方です。

ウォーズ実況の動画をたくさん上げているのですが、そちらは色んな戦法を指すというテーマでやっているので、ちょくちょく振り飛車を指しています。

また、居飛車党ではありますが、角交換四間飛車を得意戦法としていて、わたしはその影響で角交換四間を勉強しようと思ったのでした。

daimonionの将棋チャンネル

www.youtube.com

daimonionさんは、ウォーズで五〜六段の実力を持った振り飛車党の方です。

特にコーヤン流と呼ばれる三間飛車戦法を得意としていて、動画の大半はコーヤン流となっています。

対局中にあまり喋ることはないのですが、3切れの自分の勝ち将棋の動画を大量にアップしているので、良い感じの筋の手を見ながら身につけられるような感覚があります。

わたしはdaimonionさんの動画を見過ぎた結果、コーヤン流の定跡を何となく覚えてしまい、何となく三間飛車を指すようになったら、よく勝てるようになりました。

結果として、現在のエース戦法となりました。初段の昇格がかかった対局でも、もちろん三間飛車戦法を採用しています。

動画だけではなく、戸辺誠先生の『石田流を指しこなす本“相振り飛車編” 』を読んで、三間飛車の勉強もしました。

※残念ながら、最近は動画の更新がストップしてしまったようですが、振り党の方にはおすすめしたい動画主です。

アゲアゲ☆将棋実況

www.youtube.com

アゲアゲ☆将棋実況の実況主は、元奨励会員の方で、ウォーズで六段の実力を持った居飛車も振り飛車も指すオールラウンダーの方です。

対局中に、自分の読みを喋りながら指しているので、高段の人がどんなことを考えながら指しているのか勉強になります。

また棋譜並べの動画もたくさん上げています。大阪出身の方だからか、ふいに挟んでくる独特のユーモアがクセになります。

棋譜並べでは、一般人ならこう指すんじゃない?という疑問に答えるべく、この場面でこう指したらこうなる。だからプロはこう指すんだ。という解説を丁寧にやっているので、非常に勉強になります。

元奨励会員アユムの将棋実況

www.youtube.com

タイトルの通り、元奨励会員の方で、ウォーズで五段の実力を持つ、振り飛車を中心に居飛車も指しこなすオールランダーの方です。

動画の録画と喋りは別々に撮っているのではないか?と思うほどに、喋る量が多くて、丁寧に読み筋を解説していて分かりやすいです。

さらに対局動画を編集して、ポイントごとに解説を表示するようにしているため、全体の尺が短くて気軽に視聴できる点が嬉しいです。

5、詰将棋を解く

わたしは、正直詰将棋があまり好きではありません。

本当は詰将棋を大量に解くだけでも初段くらいなれるような気がします。

性格の問題かもしれませんが、序盤で劣勢になることがとてもな嫌なので、序盤で優勢を築きたいと考えるタイプです。

そのため、序盤で劣勢にならないように、得意な戦法を決めて、定跡書を読み込むなどの勉強をひたすらしました。

しかし、いくら序盤で優勢を築いても、中盤・終盤に悪手を指して負けることが多々あります。

やはり将棋は終盤力が物を言います。

最短で初段を目指す将棋の効率的な勉強法とオススメ棋書のまとめ - Freiheit

こちらのエントリーで紹介されていた、定番の『3手詰ハンドブック』をちゃんと取り組むことにしました。
(※リンク先の記事通りに勉強した方がはるかに効率的だし棋力強化が速いと思います。わたしのように、詰将棋をなかなか解く気にならなかった人の勉強法も、需要があると思うんで本記事書いています。)

相変わらず終盤で詰みが見えないのですが、一つ体感がありました。

相手玉が詰まなそうなこと、そして自玉が詰まなそうなことが分かるようになってきたのです。

ここは自玉を放置して、相手玉に寄る手を指そう!詰めろがかかる手を指せば勝ちだ!という感じで、相手玉と自玉の距離感がつかめるようになってきた体感がありました。

もっと詰将棋に取り組んでいけば、寄せの手がパッと見えるようになるらしいので、継続して取り組みます。

そして、自玉が詰まないことが分かっても、寄せの手がショボくて負けることも多いので、こちらの定番の『寄せの手筋200』にも取り組んで行きたいと思っています。

詰将棋が苦手なわたしだからこそ伝えたいのですが、何冊も定跡本読むより1冊の詰将棋本を解きまくる方が圧倒的に早く棋力強化されるのは間違いないです。

ただ、定跡本を読み込んで、実戦で試すプロセスが楽しくて、ここまで将棋を続けられたことも確かです。

結局のところ、ウォーズ初段レベルであれば、我流の独学でも何とかなるレベルなんだろうなと思いました。壁にぶつかって弱点克服の勉強をして突破するというプロセスの繰り返しなのではないかと思います。

詰将棋が苦手なわたしも、さすがに終盤力の強化をしないとどうにもならないと感じている今は、詰将棋や必至問題を解くトレーニングをし始めました。鍛錬の日々です。

次の目標はウォーズ二段!

ウォーズ初段とはいえ、見落としとか詰み逃しとかポカしまくりの日々です。

まだまだ雑魚いなあと痛感することばかりなので、詰将棋と寄せの手筋の勉強をして、終盤力を強化して行きます。

また、相振りにおける石田流は指せるようになって来ましたが、通常の対居飛車の石田流の定跡がよく分かってなくて困ることが多いので、石田流の勉強も同時にしていきます。

将棋は楽しい!

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