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あきさねゆうの荻窪サイクルヒット

アラサー男子がブロンプトン・ロードバイク・プロ野球・メジャーリーグ・ラーメンネタ中心にお送りします。

オランダの自転車専用レーンは最高!!自転車天国オランダ実走レポート!

自転車 オランダ

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オランダには無数の自転車専用レーンが整えられています。

日本と違って国土が平坦なため、自転車で走りやすい土地であることも拍車をかけ、世界トップレベルの自転車行政が実施されている国です。

オランダ旅行を通じて、現地の自転車専用レーンを体験してきました。想像以上の素晴らしいつくりでした!

アムステルダム市内にある自転車専用レーンの材質

タイプの名前は自分が勝手につけています。

あと前提としては、オランダの道路は全て右側通行なので、右折・左折等の表現は日本と真逆となっています。あしからず。

トラックタイプ

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陸上トラックのような素材で出来た、キレイな舗装路です。

中心街から、多少離れたゾーンに多数見かけられました。

つまり、アムステルダムの中心地への通勤に際して、この舗装路タイプの道路を多く活用することが出来ます。

石畳タイプや、アスファルトタイプに比べて、摩擦係数が少ないためかよく転がります。

高速巡航しながら移動することが出来るという、まさに天国のような自転車専用レーンです。

石畳タイプ

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写真の石畳は均一に敷き詰められているので、綺麗な方です。

中心地・郊外問わず、あらゆる場所で見かけました。

凸凹がある分、転がり性能は低下して、巡航速度の維持は容易ではありません。

アスファルトタイプ

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最も多く見かけられたタイプです。

日本の道路と同じようなイメージです。

場所によっては、整備されていないため、凸凹が激しいところもあります。

アムステルダム市内にある自転車専用レーンの形式

こちらの名前も、自分が勝手につけています。

セパレートタイプ

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写真左側から順に、車道・駐車スペース・自転車道路・歩道と、キッチリ区分けされています。

車道と駐車スペースが別枠で確保されている点が、日本と最も異なる点です。

自動車と歩行者の侵入を、全く気にする必要がなく、自転車乗りからすると、これ以上ないくらい走りやすい構造です。

このセパレートタイプが、国の施策で言うところの自転車専用道路の整備に該当するものだと思います。

中心地・郊外問わず、限りないくらい整備されているため、歩道がごった返しているような中心地でも時速20kmほどの巡航が極めて安全に行うことが出来ます。

オランダでは、ほとんどの人が平均時速20km程度で巡航しており、停止している時間を含めても1時間で17〜18kmの移動は可能だと思います。この数字はそのへんにいそうな主婦レベルでの話で、マッチョな人はもっと速かったです。

対面通行型セパレートタイプ

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車道と明確に区分けされていますが、自転車同士の対面通行型となっています。

とはいえ、上記写真の道路では、片側を自転車2名で並走出来るくらいの広さを持っています。

対面通行型セパレートタイプの道路では片側自転車1.5台〜2台分くらいの広さがあるので、追い越し・すれ違いで恐怖心を感じることは、さほどありません。

とにかく、100%車が来ない安心感があると、こんなにも走りやすいのかと驚くばかりです。

完全自転車専用タイプ

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もはや車道すら隣接していない、完全なるサイクリングロードも、数多く存在します。

景色の良い森の中や、田園風景を眺めながら、まったり眺めながらのサイクリングも可能です。

路側帯タイプ

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ちょっと小さいのですが、左側の原付きが走っている白線で区分けされたゾーンが自転車専用道路となっています。

日本国内で自転車が走りやすい道路と言えば、このタイプが多いと思います。

用地の問題で、こうせざるを得ないと思われる中心地に多く見かけられます。

セパレートタイプに比べると、注意を払うべき対象が増えますが、決して走りにくいということはないです。

なぜなら、駐車車両が全く無いからです。

アムステルダム市内では、指定された場所以外への駐車は厳禁となっているため、一時的な荷降ろしや乗車のための駐車すら見かけたことはありません。

日本との違いはここです。

日本では、綺麗な路側帯を整えても、駐車車両によって走りにくくなっていることが多いです。

自転車専用信号の存在

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自転車専用の信号が存在します。

自動車・歩行者とは別のタイミングで切り替わっています。

場所によって点灯パターンが全然違ったので、滞在中に規則性を読み切ることが出来ませんでした。一つわかったことは、どの信号も共通して自転車の安全が確保されていることです。

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例えば、このような交差点があって、左下から右上に向かって自転車で進みたいとします。(赤い舗装路が自転車専用道路です)

自転車用の信号が青になったタイミングでは、自動車用信号の右折可能なレーンは赤のままです。(直進は出来る。左折は反対側の自転車用信号のタイミングによる)

なので、信号が青になったら基本的に何も考えずに前進して問題ないということです。

右折車両や、対向車線の左折車両に気にかけることなく、走れることが非常に安心ですし、交通事故の可能性を極端に下げることが出来ます。

ただし、郊外の交差点においては、自転車用信号が青で、自動車用信号も青の場合、普通に右折してくる車両もいるので要注意です。

意外とオランダ人ドライバーは荒々しい運転をするので、自転車を待ってはくれません。

慣れないうちは、右折車両と対向車線の左折車両に注意を払いながら走った方が安心でしょう。

また、時速20km程度で走行すると、ちょうど青になるように設計されているように思えます。

これまでに200km近く走行してきましたが、道なりに進んでいる時に信号に引っかかる率が異様に低いように感じます。

現地の人たちも、およそ時速20km前後で走行していることからも、そのスピードで走れば、ちょうど信号が変わるようになっているのではないかと思います。

自転車乗る人のマナー

ハンドサインの徹底

老若男女誰しもが、ハンドサインを出しています。

国で教育しているんじゃないかと思うほどに、どんな人種の人も必ずハンドサインを出しています。

日本では絶対にやらなそうな、妙齢な貴婦人もハンドサインを出していました。

信号は結構無視する

オランダ人はかなりせっかちなようです。

信号が赤でも、車が来てないことが分かったらすぐに信号無視して走ります。

とはいえ、全員が無視するわけではありません。

10人同じ信号で停止していたら、2〜3人が無視するかなという印象です。

特に自転車用信号が青から赤になった直後の信号無視率は高いです笑

わたしは、先述したように信号の変わるタイミングがよく分からないままだったため、いつ自動車が来るのか分かりにくくて、怖くて出来ませんでした。

歩道を走ることは決してしない

驚くほど歩道を走っている人がいません。

さすがにこの車道よりも、歩道の方が走りやすいだろう、というところですら余裕で車道を走ります。

わたしが日本の感覚で、ちょろっと歩道を走ろうもんなら、冷たい視線を感じるような気がするくらいです。

なので、歩道に避難したい時は、超徐行するか、降りて押し歩くようにしました。

いかに日本の歩道上を自転車が走行していることが異常なことか、よく分かりました。

走ってみて分かったオランダの自転車専用レーンの欠点

原付きバイクの存在

自転車専用道路には、原付きバイクも走ることが可能となっています。

時速30kmくらいで走る原付きは、楽々自転車に追いついてくるので、自転車側からすると追い越されるシーンが多発します。

この瞬間は結構こわいです。

実際に、前方の自転車を追い越す原付きを見ていると、結構近距離で追い越していくからです。

ちょっと運転がふらついたら、原付きに接触するのではないかと冷や冷やしますし、自分もそれくらい近距離で追い越されているのだと思うと、ゾッとします。

よって自分の場合、原付きの接近を把握したら、右端に寄って、スピードを軽く落として追い越しを待つイメージでやっています。

逆に言うと、原付きにとっても、オランダは天国のような場所だということです。

自動車の信号が自転車から見えない

自転車の停止位置からでは、自動車の信号が全然見えない場所が多かったです。車道と自転車専用レーンが分離していることも原因の一つだと思いますが、他に意図があるのかもしれません。

日本的な感覚で自転車に乗っていると、自動車用の信号が青なのか赤なのかという情報も大いに活用しながら乗っていたため、自動車用の信号が見えないことに不安を覚えます。

自転車用の信号青だけど、車道では自動車が交差点で止まらずに走っているけど、これ行って大丈夫なのかな?という事案が数多く発生します。

どうやら、自転車の信号が青になった直後は、絶対安全になっているようですが、慣れないうちは怖いです。

トランジットモールの線路をまたぐのが怖い

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トランジットモールとは、『自家用自動車の通行を制限し、バス、路面電車、LRT、タクシーなどの公共交通機関だけが優先的に通行できる形態の歩車共存道路を指す(Wikipediaより)』というものです。

路面電車と自転車専用道路はわけられている箇所がほとんどです。

しかし、自動車専用レーンが途切れている箇所もあります。

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例えば上記写真において、路面電車の右側は歩道となっています。

この道を進んで行きたい場合は、線路のあるゾーンを走行する必要が出てきます。

線路には溝があるのですが、これがちょうど自転車のタイヤ幅くらいのサイズなのです。

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ブロンプトンのタイヤがギリギリ入らないくらいの幅なので、ロードバイクのタイヤはすっぽりはまってしまうと思います。

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こういった場所で、路面電車のいないレーンを走行していこうとすると、線路をまたいでいく必要が出てきます。

線路をまたぐ瞬間が結構怖いです。

しっかり角度をつけて行きたいのですが、角度をつける際に周りを確認したりしていると大忙しですし、後ろから車両が迫っている時は慌てます。

極力こういうゾーンには進入しないように気をつけることが大事かもしれません。

総じて自転車天国であることに疑いの余地なし!

ハッキリ言って、完璧に近い自転車行政です!

既存の道路幅を活用した自転車専用レーンの整備、駐車車両のルール、歩道と車道と分離した専用の自転車道路など。

日本の行政も今すぐ取り入れることが可能な場所・道路が何箇所でも存在すると思います。

素晴らしいの一言に尽きます。

わたし自身も自転車で走りながら、「素晴らしい」と小声で何度つぶやいたことか笑

もし日本がこのままだったら、生まれ変わった時にはオランダ人になりたいと強く思いました!

オランダに来たなら、レンタサイクルでもいいので自転車で走ってみることを強くおすすめします!!

そして快適さに驚け!

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最高の自転車専用レーンがあって、交通行政は非常にスッキリしていますが、オランダの文化はカオスです。特にアムステルダムはただただ衝撃的なことばかりです!

オランダへは、エティハド航空を利用しました。安さにつられて選んだ航空会社でしたが、思いの外快適でした!