※スマホから見れない動画が多いため、パソコンからの視聴をおすすめします。
いつ、どんなに時に、何回聞いても鳥肌が立つんですよね。
そんなFFのメインテーマといえば、FF4のオープニングが最も基本的な曲だと思います。
もう、本当に完璧です…。
最初から最後まで、曲の盛り上がり・壮大さ・重厚感、まさにFINAL FANTASYを象徴する一曲です。
そんなFF4をアレンジしたバージョンが、FF12のメインテーマです。
「それではご起立ください」と言いたくなります笑
国歌と言われる理由がよく分かりますよね。
Final Fantasy Main Theme - YouTube
もはや実際にオーケストラでも演奏されていますからね。
こちらの動画で途中から指揮を振っている人が、これらのファイナルファンタジーのメインテーマを作曲した植松伸夫さんです。
植松さんいわく、「この曲が生まれた時に、ファイナルファンタジーの音楽の世界観が定まった」とのことです。*1
Wikipediaには
植松がこのゲームの音楽を作るにあたって最初に完成した曲は、最初のイベントをクリアした後、橋を渡った時に流れる「オープニング・テーマ」という曲である。
と、あります。
橋を渡った時に流れる「オープニング・テーマ」とは、こちらの曲です。
これが初代FFのメインテーマですよ!
ビット音の中にも、やはりFFの世界観が組み込まれていて、壮大さを感じ取ることが出来ますね。
そこでですね、わたしが今回お伝えしたいことは、この初代FFのメインテーマって良くない?って話なんです。
FF1からFF4までのメインテーマ
もう一度、FF4バージョンと聴き比べて欲しいです。
イントロを終えて、16秒あたりから「たーたーたーたーたーーたーたー・・・」と流れるFFのメインテーマですよね。
対して、初代バージョンです。
「たーたーたーたーたーーたーたー・・・」というメロディの裏で、
「たーーーたららーらーらーらー たーらららーらららーらー・・・」というメロディが流れていることがお分かりになるでしょうか?
わたしはこれが好きなんですよ〜!
もちろん、表の「たーたーたーたーたーーたーたー・・・」というメロディは最高です!
その裏で流れる「たーーーたららーらーらーらー たーらららーらららーらー・・・」も、めちゃくちゃカッコよくないですか?と言いたいのです。
ちなみに、FF2ではいきなりこのメインテーマは不採用でして、次にお目見えするのはFF3です。
イントロがつきますが、イントロからしてFF3っぽさが全面に出ていて、やはりどう考えても名曲です。
そしてFF3バージョンでも、裏のメロディはよく聞こえていますね。
FF4では、うっすらと聞こえそうで、裏のメロディが違うメロディに変わっています。これはこれで全然ありどころか、最高にカッコいいんですけど、しばらく「裏のメロディ」が、表舞台に立つことはなくなってしまいます。
FF5以降は主にエンディングテーマとして流れる
FF5は「ファイナルファンタジー」という曲名で、エンディングの非常に感動的なシーンで流れます。FF5っぽい雰囲気を感じさせる普通に超いい曲です。
FF6もエンディングで「蘇る緑」という曲名で流れますが、この曲自体は各キャラクターのテーマソングのアレンジメドレーでもあり、FFのメインテーマが流れるのは一部分です。FF4バージョンをゆったりとしたようなイメージの曲です。
FF7もエンディングの「スタッフロール」という曲名の後半で流れます。和音がFF7の「メインテーマ」*2を踏襲していて、とても好きです。
FF8はシリーズ初のオーケストラアレンジとなりました。「Ending theme」という曲名で、スタッフロールが流れるところで、「FFのメインテーマ」が流れます。ハイパーウルトラ良曲ですわ。
FF9は主題歌である「Melodies Of Life」に続いて、いつものテーマが流れます。オーケストラ調で、普通にいい曲です。
というように、FF5以降は主にエンディングテーマとして使われています。
そして、例の「裏のメロディ」はほとんど面影がなく、それぞれのバージョンで多少のアレンジが加えられているといった感じです。
他のFFシリーズ派生作品ではどうか
- FF12レヴァナント・ウイング(RW)
オープニングで流れる曲のようです。FF4ベースのメインテーマって感じがしますね。
- ディシディアファイナルファンタジー(DFF)
Dissidia: Final Fantasy OST - Final Fantasy - YouTube
こちらはエンディングで流れる曲のようです。やはりFF4っぽいですよね。だからFF4は基本って感じがするのです。
- ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー(DDFF)
こちらもエンディングで流れるそうです。DFFのアレンジバージョンのようですが、どんどん壮大になっていますね。
というように、「裏のメロディ」は無かったことになっているのですよね。
ついに裏のメロディを推しまくる曲が出た!
わたしはファイナルファンタジーレコードキーパー(FFRK)をやっているのですが、ある時「ディシディアファイナルファンタジー」とのコラボイベントがありました。
普段は味方キャラクターであるFF5主人公のバッツや、FF6のティナ、FF7のクラウドなどが敵として立ちはだかるイベントで、なかなか胸熱なものでした。
そんななか、凶レベルという一番難易度が高い敵との戦いで、衝撃的な音楽が流れました!
なにこれ!?めっちゃいい曲!!
「たーーーたららーらーらーらー たーらららーらららーらー・・・」という裏のメロディが全面に押し出せれていて、よく聞かないと「たーたーたーたーたーーたーたー・・・」という表のメロディは聞こえてきません。
これは素晴らしい、天才的なアレンジだ!
調べてみると、この曲はディシディアファイナルファンタジーアーケード(DFFAC)に登場するFF1キャラであるフォーリア・オブ・ライト(略称:WOL)の戦闘曲のようです。
このアレンジをした人は、石元丈博さんという方です。
「すばらしきこのせかい」や「クライシスコア」などの楽曲を手がけた人のようです。
ありがとう、石元さん!
わたしは、このアレンジ曲を聞きながら、今日も元気よくパソコンで文字を打ち込むことができます。
FFのメインテーマはどれも本当に最高です!FF1のメインテーマや、石元さんアレンジの曲に流れているような、「裏のメロディ」が好きって話でした。
・FFの音楽について書いた記事