梅雨の晴れ間に、紫陽花鑑賞と洒落こみました。
紫陽花の名所と名高い・鎌倉の地へ行って参りました。
小高い丘の上にそびえる明月院の紫陽花

北鎌倉方面に攻めようということで、「明月院(めいげついん)」に訪れました。
拝観料500円を払って、いよいよ中に入りますと、あたり一面に広がる紫陽花が出迎えてくれます。
小ぶりな紫陽花から、大きな紫陽花、色の淡い紫陽花、濃い紫陽花とよりどりみどり咲き誇っていました。



両サイドに無数の紫陽花を見ながら、階段を登っていく風景は圧巻です。

キュートなお地蔵さんに、こんにちは。

登り切った場所には、本堂があり、更にその奥には追加で500円を払って見ることが出来るハナショウブの庭園があります。
今回はスルーしました笑

竹やぶと紫陽花です。

色違いの紫陽花です。とはいえ、『紫陽花』という文字には『紫』と入っているので、こちらの紫陽花の方が本家?
と思い、漢字の語源を調べてみたところ、
あじさいの語源は、「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」が変化したものとされる。
〜〜
漢字で「紫陽花」と当てたのは、『和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)』で、著書の源順(みなもとのしたごう)が白居易(はくきょい)の詩に出てくる紫陽花をこの花と勘違いしたことによるとされる。漢名の紫陽花は別の花。
紫陽花(あじさい)とは - 由来・語源辞典より
ということで、『藍色』から連想する紫陽花は、通常の青い紫陽花を連想するので、紫の紫陽花は亜種ですね。

明月院を後にして、銭洗弁財天に行く途中で気になったお寺に寄り道してみました。
『縁切り』の東慶寺は穴場

拝観料200円がSuicaで決済できました笑
お寺にもITの波が押し寄せて来ているのでしょうか。

紫陽花もしっかり咲いています。

紫陽花の量は、明月院に劣りますが、紫陽花以外の見慣れない花々も咲いております。


ちっちゃい大仏さんと、北条家の家紋が気になりました。

中央がつぶつぶタイプの紫陽花は、よく見るとつぼみのようになっています。明月院に比べると空いているので、じっくりと鑑賞することが出来ました。

奥へ奥へと進んで行きます。このお寺は200円の割に敷地面積が広いような感じがします。何だかお得な気分。
いろんな人のお墓と、竹林に囲まれた緑の風景と、見事なコケが美しかったです。

かなり満足したところで、次の目的地に向かいます。
銭洗弁財天でお札を洗うという斬新な経験

線香とロウソクセットを100円で購入します。
ザルは無料で使えるらしいですが、ほぼ全員このセットを購入していたように見えます。

そして、また列に並びます。

線香に火をつけて、鉢の中に立てます。が、これが非常に難しい。

ロウソクも火をつけ、ロウソク台らしきところへ立てて置きます。この作業は難しくなかったが、落としている人もいました。

そうして、メインイベント!ほこらのような場所で「銭」を洗います。

ザルに万札を乗せて、、、

ひしゃくに水をすくって、、、

ひと思いに、ぶっかけます!!

濡れ濡れの諭吉先生。

あとは、タオルやハンカチで水気をぬぐって、適当に財布の中に忍ばせておけばいつの間に乾きます。
もちろん小銭や千円札・五千円札も可です。ユーロもドルも大丈夫でしょう。
洗ったお金はここぞ!という時に使うとご利益があるそうです。
お札を洗うという斬新な経験が非常に楽しかったです。
ここまでで、すでに6〜7キロくらい歩いていて、だいぶ疲労も溜まって来ました。*1
小町通りまで戻って、甘味屋さんを探します。

非常にどうでもいいのですが、「鎌倉市佐助2丁目」って住所カッコよくないですか?
竹よしでスイーツに舌鼓を打つ
小町通りも大混雑でして、なるべく行列が少なくてサッと入れそうなお店を適当に選びます!
そうして入ったお店がこちらの「竹よし」でした。
わたしは「小倉クリーム白玉」をオーダー。
もちもちした白玉は非常に美味です!
特筆すべきは、小倉あんこですね。
かなりの量のあんこが盛られていますが、甘さを抑えてサッパリめに仕上げてあります。

まるで水ようかんを食べているかのような味わいで、最後までクドさを感じることなく食べることが出来ました。
鎌倉は奥が深い。こんなに巡ったつもりでも、まだまだほんの一部だ。
何時間も歩きましたが、鎌倉の名所はまだ5%も巡れていないような気がします。
大仏で有名な長谷近辺や、足を伸ばせば江ノ島にも行くことが出来ます。
小町通りの美味しそうなものも、キリがないほどありました。
リピーターが続出して、鎌倉にハマる理由が分かった気がしましたね〜。
何度訪れても、新しい鎌倉を発見することが出来るのでしょう。
今度は、別の季節にまた訪れたいと思いました。
なお、鎌倉の紫陽花の見頃は、6月中旬から下旬くらいまでとのことです。
*1:今回は、同行者に合わせて自転車は持ってきませんでした。次こそは自転車で鎌倉ぶらり旅をしたいです。
