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英語できない人による英語できない人のための実践的な海外旅行英会話集!

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わたしは、英語が全然できません!

それでも、一人で一週間ほどオランダ旅行に行ってきました。

オランダではオランダ語がメインですが、国民のほぼ全員が英語ペラペラです。そんな現地の方々と合計10時間以上は会話をしたと思います。結果的に3人のオランダ人とメールアドレス交換しました。今もGoogle翻訳に頼りながら、何通かメールのやり取りをしています。

そんなわたしが、現地で培った英語が出来ない人向けの超実践的な英会話集を紹介したいと思いました!

英語できる人が英語できない人に向けた記事は多く見ますが、英語できない人が英語できない人に向けた記事はあまり見かけません。

英語話せないからツアーで行く人は多いかと思います。けれども個人旅行は自由度が段違いです。

わたしは特別な勉強をほとんどせずに旅行して、様々な交流をして無事に帰って来れました。


英会話集と題しましたが、正しい英会話を伝えるつもりは一切ありません。そもそも何が正しいか、わたし自身が分かっていないからです。

現地でこのレベルの表現でも伝わった。最低限この単語は覚えておくと捗るかも。というレベルで書きます。

だから、伝えたいことはノウハウというよりは、このレベルでも大丈夫なんだぜ!という心構え的なところです。

それでは、行ってみましょう!

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超頻出英会話編

何しに来たの?

「What 〜?」で聞かれるので、最初の「ワッ」を聞き取れて、最後にイントネーションが上がっていれば何か聞かれているんだなと分かるので、「For sightseeing(観光だよ)」と答えましょう。

だいたい最初に質問されることは目的です。この「sightseeing」という単語は非常に重要なので覚えておいてください!

ついでに、「〜 days?(何日くらい観光するん?)」とか「How long 〜?(こっち来てどれくらい?)」とか聞かれるので、「1 week(一週間)」とか「Yesterday, I arrived.(昨日、来たとこよ)」とか答えましょう。

  • 実践例

・空港の入国審査にて

入国審査官「What ○×△※×△?(入国目的は何?)」(←後半は何言ってるか分からない)
わたし「For sightseeing.(観光です)」
入国審査官「○×△※×△ time ×◇※☆?」(←timeだけ聞こえた。もしかしたらオランダに来た回数を聞かれていたかも)
わたし「1 week.」(一週間です)
入国審査官「△※×△○× first time ◇◆×○※?(初めて来たの?)」(←first timeは聞き取れた、初めて来たの?と聞かれているっぽい)
わたし「Yes, first time.(そうでう、初めてです)」

これで審査は進みます。

あなたはどこから来たの?

「Where are you from?」が一般的ですが、「from」しか聞こえないことが多いです。

海外旅行中に「from」と聞こえたら、「Japan!」と元気よく答えれば、ほぼ100%大丈夫です!

  • 実践例

・空港の入国審査にて

(中東のUAEからの搭乗便だったため、かなり険しい表情で厳しく入国審査を行う審査官を前に)
入国審査官「○×△※×△ from?(どこから来たんだ?)」(←序盤は何言ってるか分からない)
わたし「From Japan!(日本からです)」
入国審査官「OK, Pikachu!(承知、ピカチュウ知ってるぜ!と言いながら、入国スタンプを連打)」
わたし「Yes!Pikachu yeah!(マジっすか!ピカチュウかわいいですよね♪)」

こんな感じで入国しました(実話)。

あなたの出身地はどこ?

「何しに来たの?」「どこから来たの?」という聞かれた後、会話の流れで「What 〜?」と聞かれる質問はだいたい出身地を聞かれています。

なので「Tokyo.」とか言っておきましょう。

ちなみにわたしは、3人のオランダ人から人口を聞かれました。

「1300万人だよ」と言いたいのですが、英語で数字を言う時は日本とは違うルールがあります。

1は「one」
10は「ten」
100は「hundred」

ですね。

つづいて、

1,000は「thousand」
10,000は「10 thousand」
100,000は「100 thousand」
1,000,000は「million」
10,000,000は「10 million」

というように、数字を三桁ずつ表現していくのです。

なので「1300万人」は「13 million people」となります。

  • 実践例

・飛行機で隣の席に座っているオランダ人のお婆さんとの会話

お婆さん「What ◇◆×○※△×?(どこの出身なんだい?)」
わたし「My hometown is Tokyo.(わたしの故郷は東京です)」
お婆さん「Oh!How many people 〜?(人口はどれくらいなの?)」(←後半よく聞き取れず)
わたし「13 million people.(1300万人です)」
お婆さん「Really? ×○※△×○ 17 million in Holland.(マジで?オランダは全体でも1700万人しかいないのよ)」
わたし「Wow!(ワオ!)」

これで会話成立しています。


現地の人と会話した場合、ほぼ100%このへんのことを聞かれます。冒頭の疑問詞と「from」さえ聞こえれば、どうにかなります。

何かを人に聞きたい時によく使う表現

現地では、分からないことだらけです。

空港に着いた瞬間から、タクシー乗り場がどこか分かりませんし、お店でカードが使えるのか現金が使えるのかも分かりません。

分からない時は聞くしかないので、そんな場面で役立つ表現を紹介します。

〜したいです。と伝える

一番使ったのは、「〜したいです」という表現です。

  • 実践例1

・駅で電車の切符の買い方が分からない時に駅の窓口らしきところで

わたし「(地図で指差しながら)Excuse me. I want to go this place, and I want to buy the ticket.」(すみません、ここに行きたいんですけど、切符どう買えばいいですか?)
窓口の人「◇×○※△× ◇◆×○※ airport. ※◇×○× △○◇× blue ○○×◆☆.(ここは空港行きか国外行きの切符しか扱っていません。そこにある青い自動券売機で買えますよ。)」
わたし「I understand. Thank you!」

もはや質問になってませんが、わたしが何をしたいのかは確実に伝わっています。

窓口の人の回答も「airport」と「blue」と指差しジェスチャーで、恐らくこんな感じのこと言ってたんだろうなって理解しました。

  • 実践例2

・ドバイまで無料シャトルバスで行きたいが、予約をしていない。当日に予約出来るかどうか聞きたい時

わたし「I want to go to Dubai by shuttle bus. But I have no reservation. I want to reserve shuttle bus.(シャトルバスでドバイに行きたいです。だけど予約してないんです。どうやって予約できますか?)」

こんなのでも十分伝わります。

自分のやりたいことを確実に伝えることで、相手の回答が多少理解出来なくても、大幅に誤ることは避けられます。

そうして、次の疑問詞と組み合わせることで、より正確に質問することが可能になります。

最低限の疑問詞を覚えておく

Where 〜?(〜はどこですか?)
What 〜?(〜は何ですか?)
Can I 〜?(〜出来ますか?)
How to 〜?(〜はどうやるんですか?)
How much 〜?(〜はいくらですか?)

この5つは、よく使いました。

旅行中の後半に覚えた「How to 〜?」は結構便利だったので、最初から使えるとはかどります。

  • 実践例1

・アムステルダム以外の観光名所はどこか聞きたい時

わたし「Where is another good place in Netherlands?(オランダで、他に観光名所はどこにあるの?)」
相手「Delft.(デルフトはいいぞ)」

「good place」で名所って意味だそうです。現地の人が使ってる表現でした。

冠詞とか全く気にしないで大丈夫です!

  • 実践例2

・美味しい食べ物は何か聞きたい時

わたし「What is the most delicious foods in Amsterdam?(アムステルダムで一番美味しい食べ物は何ですか?)」
相手「Fish. (魚だね)」

最上級・比較級は何かを尋ねるときに便利な表現でした。

例えば「good」の最上級「best」や比較級「better」という単語を知らなくても、「most good」「more good」で十分通じます。

  • 実践例3

・お店でクレジットカードが使えるか聞きたい時

わたし「(クレジットカードを見せながら)Excuse me. Can I use this credit card?」(すみません、このクレカ使えますか?)
相手「Sure.(もちろん!)」

もっと簡単にするなら、
「(クレジットカードを見せながら)Credit card OK?」でも全然通じました。

オランダでは意外とクレカが使えない店があったんで、手持ちの現金が少ない時は先に聞いておくことが大事です。

  • 実践例4

・初老のおじいさんに、飾り窓のお姉さんとどうやって交渉すればいいのか聞きたい時

わたし「How to negotiate with her?(どうやって交渉すればいいの?)」
初老のおじいさん「OK, come on!(わかった、今から見せてやる!)」

やり方を聞きたい時に、「How to〜」は便利です。

逆にやり方が分からないことを伝えたい時に、

「I don’t know how to 〜(〜のやり方が分からないです)」という表現もよく使いました。

  • 実践例5

・飾り窓のお姉さんと交渉する時

わたし「How much?(いくら?)」
お姉さん「50 Euro.(50ユーロよ)」

ちなみに、ここからが本当の交渉です。


このように、質問の仕方に慣れると、最終的に聞けば何とかなる!と思って、いろんなことにチャレンジしやすくなります!

現地の人とコミュニケーションする時に、はかどる表現

英語は100か0かの表現が多いです。

例えば「This is blue.(これは青です)」と「This is not blue.(これは青ではありません)」と言うように、YesかNoかの表現をせざるを得ない場合が多いですね。

「青っぽい」とか「ほとんど青に近い」とか、中間の表現を伝えられるようになると、会話に幅が広がります。

こういう時、副詞が役立ちます!

中くらいの答えをしたい時は「maybe」が最強

  • 実践例1

・第3ターミナルはこの先で合ってるか?と聞かれた時

相手「Excuse me. ◇×○× △○×○ three terminal?(第3ターミナルは、この先の建物でいいのか?)」
わたし「Yes. Maybe yes. I’m first time in Abu Dhabi(はい、たぶんそうです。わたしもアブダビは初めて来たので自信ないですけど。)」

こんな感じの会話でも、相手はニッコリと「Thank you」でしたから大丈夫です!

  • 実践例2

・もしかしたらタクシーに乗って移動するかもしれないので、タクシードライバーに片道どれくらいかかるか聞いた時に、「呼んでくれれば迎えに行くぜ!」と言われて、ひとまず値段だけ知りたかったと言って断りたい時

わたし「Maybe, I will ride taxi tonight. But I want to ride shuttle bus. If shuttle bus no space, I want to ride taxi. So I want to know price to Abu Dhabi airport.(たぶん、今夜使うかもです。本当はシャトルバスで行きたいんだけど、シャトルバスに空きが無かったらタクシーに乗ろうと思っててね。だから、アブダビ空港までどれくらいかかるか知りたかったんだ。)」

こんなやり取りでも、タクシーの運ちゃんはそれ以上、わたしを乗せようとしてこなかったですし、「おれはインドのムンバイ出身なんだぜ」とパーソナルなやり取りが出来て、握手して別れるくらいには仲良くなれたんで大丈夫です。

途中で動詞が抜けてる単語の羅列でも十分に意味は伝わるようです。

そして「I want to 〜」が使い勝手よすぎます!

100%じゃないけど、ほとんどって時は「almost」がいい

  • 実践例

・東京のダークサイドを教えてくれないか?と聞かれた時

わたし「(ジェスチャーで道をたずねた時に、と表現して)Almost people ignore.(東京の人はたいてい無視するんです)」
相手の人「Oh, I know I know(あ〜、分かるわ〜)」

いや、聞かれたんですよ。「What is the dark side in Tokyo.」って。

「almost」は「ほとんど」とか「たいてい」という意味です。

番外編:「can」と「can’t」は発音似てるのに、意味が180度違うので「can not」と言った方がいい

「can’t」の発音は意外と難しいようで、なかなか伝わりませんでした。

滞在後半からは「can not」と言うようにしたら、伝わりやすくなったので豆知識です。

知っておくと便利な単語集

箇条書きで行きます

  • sightseeing:観光
  • immigration:入国審査する場所
  • taxi stand:タクシー乗り場
  • bonus card:スーパーなどのポイントカード*1
  • ID:パスポート
  • toilet:トイレ*2
  • charge:おつり
  • Nice meeting you!:あなたに会えて良かったです!(初めて会った人と別れる時の定型的な挨拶)

必須な単語は、多くはないです!

当然、いろんな単語を知っていれば知っているほど、会話の幅は広がることでしょう。

知っている単語のつぎはぎで頑張って、どうしても困った時はgoogle翻訳で調べれば十分でした。

最も大切なことは伝えようとする気持ち

現地の人も観光で来ている外国人ってことがわかれば、一生懸命聞いてくれようとしてくれます。

分からない単語があったら、「What is ○○?」と聞き返せば、他の表現で伝えてくれます。

フレンドリーな人であれば、伝えようとする気持ちさえあれば何とかなります!

何よりジェスチャーは世界共通です。困ったらジェスチャーを交えて会話すれば、たいていのことは伝わります。

もちろん、もっと英語がしゃべれたら、もっといろんなことが出来ると思います。

けれども、しゃべれないことで、逆にネタになるのが楽しいところもあります。

英語が苦手だからと思って、海外旅行をためらっていたり、近場の国で済ませている人も多いのではないかなあと思います。

ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアあたりなら、このレベルの英語でどうにかなるので、ぜひチャレンジしてみて欲しいなと思いました!

わたしが思う英語力を最も簡単に上げるための方法

英語を話す人とコミュニケーションを取れば取るほどに、リスニング力はアップすると体感しました。

1週間程度の旅行でしたが、帰国後にメジャーリーグの中継を英語で聞いても、何となく理解出来るようになっていました。

国内に外国人の友だちが多くいるなら、リスニング力の維持・向上に事欠かないかもしれませんが、留学経験や外資企業にでも勤めていない限り、なかなか難しいかなと思います。

日本にいながら、外国人と会話する機会を増やすなら、オンライン英会話がいいなと思いました。

24時間利用できるオンライン英会話のイングリッシュライブ。1週間無料体験中!

こちらのオンライン英会話では、個人レッスンを月4回・グループレッスンを月20回と、ほとんど毎日英語に触れることが可能です。

個人レッスンやグループレッスンの雰囲気と、相性が合うかどうかも重要だと思いますので、無料体験を使ってお試ししてみるのが重要です。

その上で、『こういう時は何て言えばいいんだ?』という分からない表現を減らしていけば、自然と英語力が身につくので、単語帳で単語を覚えることが大事です。

わたしも旅行に、この本を買って持って行きましたが、使いこなせるほどの英語力が無かったので『Nice meeting you.』くらいしか使いませんでした。

とはいえ、日常的な表現が多く載っているので、ちゃんとした英会話の表現を知りたい時は良本だと思います。


英語に触れる機会から離れると、一気に英語力が落ちるので、日常的に触れる機会も持っていきたいですね。

・関連記事

www.akisane.com

オランダ人の文化を知ることが出来たのも、現地の人と交流出来たためです。

www.akisane.com

現地の人に教えてもらって行ってみた観光地が、想像以上に良かったです!

*1:ポイントカードは持ってますか?と聞かれただけなんですけど、レジで「カード」と聞かれるとクレジットカードのことかな?と思って恥ずかしい思いをしたので

*2:restroomよりもtoiletの方が伝わるかも