わたしの習慣の一つは浴室にスマホを持ち込んで、シャワーを浴びながらYoutubeを見たり、音楽を聞いたりすることです。シャワーという無機質な時間に、動画や音楽で彩りを加える、わたしにとっては至福の一時なのであります。
ところが、課題は音が小さいことです。スマホによると思いますが、わたしが浴室に持ち込むスマホはジップロックに入れたiPhone5です。
iPhone5はそれなりに音量があるのですが、やはり全開でシャワーを浴びている時は音が聞こえないことが多いです。
そんな不満を抱えながら、日々シャワーを浴びていましたが、ふと「防水スピーカーを持ち込めばいいんじゃね?」ということに気付きました。(気付くの遅すぎ)
また、浴室外でもスマホで動画を視聴する際、音が小さいためにイヤホンをすることも多いです。
そこで、より大きな音を出せて、防水機能を備えていれば十分ということで、3000円以下の防水Bluetoothスピーカーを調べてみました。
- その前に防水性能について、簡単に解説
- わたしが防水スピーカーに求める条件
- 3000円以下で購入出来る防水スピーカー(IPX4)
- 3000円以下で購入出来る防水スピーカー(IPX5)
- 3000円以下で購入出来る防水スピーカー(IPX7)
- (番外編)3000円以上で購入出来る防水スピーカー(IPX7)
- まとめ
その前に防水性能について、簡単に解説
よく「IP65」とか「IPX7」とか「IP○○」という表記を見るかと思います。
これはJIS規格で規定された防塵や防水の等級を表しています。規定にしたがった試験の結果、「IP○○」と表記することが出来ます。
なので「IP65」の場合、防塵等級が「6」で、防水等級が「5」となります。
「IPX7」の場合、「IPX」は防塵ではなく防水を表し、防水等級は「7」ですよと言っています。
このように「IP+防塵等級+防水等級」で表記されています。
今回、知りたいことは防水性能なので、防水等級の数字の意味を列挙します。
- 0級 特に保護がされていない
- 1級 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴I形)
- 2級 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形)
- 3級 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形)
- 4級 あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形)
- 5級 あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)
- 6級 あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形)
- 7級 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形)
- 8級 継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形)
(Wikipediaより引用)
概ね数字が上がるほど性能が上がるようですが、6級では強い噴流水による試験をされていますが、7級では浸水させているだけなので、例えばシャワーを長時間あてた場合に、6級なら大丈夫でも7級ではダメだったという可能性もあります。
また、お湯の場合は大丈夫なのか、シャンプー等の洗剤が付着した場合はどうなのか、等々は防水等級では言及されていません。あくまで水によるテスト結果だと受け止めておいた方が良さそうです。
参考にすべき値ということで。
わたしが防水スピーカーに求める条件
- シャワーしながら使っても問題ないこと
→できればIPX5以上が良さそう
- ワイヤレス接続出来ること
→防水スピーカーは結果的にほとんどBluetooth接続
- 音量が出ればOKで、音質は求めない
→出力ワット数を見て判断する、3W出力より10W出力の方が大きな音が出やすいと判断
この条件で調べてみると、大方3000円以下で買えることが分かりましたので、Amazonで3000円以下の商品に絞って調査を進めます。
3000円以下で購入出来る防水スピーカー(IPX4)
ちょっと防水性能に不安がありますが、使い方次第では実用的と思われるゾーンです。安い割に高出力なタイプが多い印象です。
TaoTronics吸盤式ワイヤレススピーカー
出力は5Wで、吸盤が付属していることが特徴です。
価格も安く、こぶりなサイズでなかなかの高出力な印象です。
ただ卓上で使う際は、自分の方にスピーカーを向けにくそうに思いました。
TaoTronics 防水ワイヤレスステレオスピーカー
出力は3W+3Wの合計6Wです。ステレオスピーカーであることが特徴ですね。
なので、卓上で使う際の満足度は高そうです。
浴室にどう置くかが、人によっては難しいところで、わたしの家の浴室には合わなそうです。
Omaker M4 Bluetoothスピーカー
出力は3Wで、1mの高さから落としても大丈夫な耐衝撃性も兼ね備えているタイプです。
耐衝撃性も求めるならアリかも。
3000円以下で購入出来る防水スピーカー(IPX5)
防水性能には一定の安心感があります。あとは価格と出力の兼ね合いでしょうか。
Patech Bluetooth 3.0 ワイヤレススピーカー
出力は5Wで、吸盤がついています。
さらにカラビナがついてきて、ヒモを通せる部分があることも特徴です。
Mpow Armor 防水スピーカー
出力は5Wで、IP65となっているため防塵性能も高いです。
USB出力が可能で、緊急時はモバイルバッテリーにすることも出来るようです。
レビュー見る限り、音質もなかなか良さ気なようです。
TaoTronics ポータブルワイヤレススピーカー
出力は3Wで、大きめなゴムストラップがついています。
バッテリーが15時間持つとのことで、ポータブルスピーカーの割に長持ちするタイプなようです。
3000円以下で購入出来る防水スピーカー(IPX7)
沈めても大丈夫な、浴槽にお湯張って浸かる場合に、安心感が高まるモデルでしょう。
Anker SoundCore Sport
出力は3Wで、大きめなストラップがついています。
3000円以下で購入出来る、IPX7以上のスピーカーは、わたしが探した限りではこのANKERのモデルのみでした。
(番外編)3000円以上で購入出来る防水スピーカー(IPX7)
Omaker M5 Bluetoothスピーカー 10W
出力は5W+5Wの計10Wです。
価格は5000円オーバーですが、ステレオスピーカーでIPX7の防水性能を持ったスピーカーの中では恐らく最安値のようです。
SONY ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-X1
出力は5Wで、IPX7/IPX5の防水性能を持っています。
手のひらサイズな、コンパクトさがウリのようです。
まとめ
『Mpow Armor』と『Anker SoundCore Sport』で悩みました!
そこで、Youtubeで実際に水につけている動画を見て比較しました。
・『Anker SoundCore Sport』
www.youtube.com
↑9:00くらいから水に沈める実験をしています
防水スピーカーの弱点は、水がかかると音がこもってしまうことです。
ただ見ている限り、Mpowの方がスピーカーの網目が粗い分、振動で水を弾き飛ばして音のこもりが軽減されているように聞こえます。
また、Mpowの方が出力5Wで、ANKERの3Wより上です。
防水性能はMpowがIP65、ANKERがIPX7となっています。
わたしはシャワー中の利用がほとんどなので、誤って浸水させることもあまりないと思いました。
なので、今回は『Mpow Armor』を購入することにしました!!
実際に使ってみたら所感など追記して行きたいと思います。
快適なシャワーライフが楽しみだ!
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