アムステルダムにはアヤックスというエールディビジ(オランダ1部リーグ)のチームがあります。
アヤックスは超名門チームです!
ヨハン・クライフがデビューしたクラブでもありますし、最近の選手だとファン・デル・ファールトやヴェスリー・スナイデルもアヤックスでデビューしています。
ちょっと前の選手だと、ダービッツ、セードルフ、フランク・デ・ブール、ロナルド・デ・ブール、クライファート、ベルカンプも、みなアヤックスの下部組織出身です。
オランダ代表クラスの大半はアヤックスから輩出されていると言っても過言ではないほど、名選手を育てています。
その上、リーグ優勝最多の33回を誇り、チャンピオンズリーグの前身であるチャンピオンズカップ3連覇の偉業も成し遂げています。
そんな名門チーム・アヤックスの試合を観戦してきました!
チケット購入からスタジアムでの観戦までレポートします。
チケット購入方法
主に2通りの方法があります。
一つはオフィシャルサイトからの購入です。
ネットで調べれば、オンラインサイトからの購入方法を書いてあるサイトがあるんで、簡単そうです。
問題は、価格が結構高いことです。
スタジアムツアーや、食事がついてきて100ユーロを軽くオーバーするような価格なので、スタジアムツアーや食事が不要な場合は値段の高さが気になります。
わたしが使ったのは、Viagogoです。
Viagogoは、世界中で取り引きされているチケット専門のフリーマーケットみたいなものです。
サッカー以外にも、野球やコンサートなど様々なジャンルのチケットを扱っているようです。
そして、このサイトは出品者がいて、初めてチケットを購入することが出来るようになるシステムです。
したがって、イベント開催日に近づけば近づくほど、価格が下がって来るように思えます。
わたしは、試合の前々日に購入しました。
最安値では40ユーロほどで買えるものもありましたが、眺めがいいところが良かったため、50ユーロのチケットを購入しました。
プラス手数料等で70ユーロです。オフィシャルの半額程度で買えて大満足ですね。
サイトは日本語対応しているので、購入に関して迷うことはありませんでしたが、チケットの発行・受け取りに関して、かなり不明な点があったので、そのことはまた別途書きます。
アヤックスの本拠地・アムステルダムアレナの入り方!
周辺の雰囲気はこんな感じです。
早くも酒を飲み交わしながら、大騒ぎしている状況です笑
会場周辺を歩いた感じ、アヤックスのユニフォームやマフラーなどのグッズを身につけている人は全体の8割くらいのイメージでした。
普通にグッズを身につけずに試合観戦に臨む人も一定数いるようです。
アヤックスのグッズショップは、尋常ではないくらい混雑している上に、ユニフォームのサイズはたいていXXXLとかしか残っていないので、試合とは別の日に購入することをおすすめします。
しかし、アヤックスのオフィシャルグッズショップは試合開催日以外はお休みしているようなので、別のスポーツ用品店か、日本のサッカーショップで購入するのも手かなと思います。
特に選手のネーム・背番号入りのユニフォームは、現地ではまず買えないと思った方がいいかもしれません。
さて、入場ゲートに関してですが、わたしのチケットは「WEST F」から入場するように記載がありました。
↑わたしのチケットは、年間パスみたいな形式でした。
ゲートのアルファベットは一意となっているので、「Fゲート」を探します。
すると、「Ingang F」と書いてある入り口を見つけました。「Ingang」は英語で言う「Enter」の意味なので、ここから入れば良さそうです。
入り口で荷物チェックを厳重に行われます。
ペットボトルを含むドリンク類の持ち込みは一切厳禁です。その場で飲み干すか、持ってこないようにしましょう。
フード類の持ち込みも禁止だそうですが、カバンの中に入れておいたチョコレートは没収されませんでした。係員のさじ加減次第だと思いますので、保証は出来ませんが、お菓子くらいなら持ち込めるのではないかなと思いました。
チケットには恐らく「405 18 69」みたいな番号が並んでいると思います。意味は「405ゾーンの18列目の69番の席」という意味です。ですから、まずは「405ゾーン」を目指します。
壁や看板に分かりやすく「←403〜407」みたいに書いてあるので、最初に入るゲートさえ間違わなければ迷わずたどり着けると思います。
初めてスタジアムのピッチを見た時の感動ったらないですね!
キックオフ!観戦マナーは至って普通な感じだった
相手チームはFCトゥエンテという、エールディビジ下位チームの一つです。
これが強力ライバルであるフェイエノールトやPSVが相手だと、また雰囲気が違うのだと思いますが、終始平和な感じで進んで行きました。
基本的に、みんなが拍手しているところで拍手して、みんなが立ち上がるところで立ち上がれば大丈夫だと思います笑
周りをみると、立ち上がってない人もいれば、拍手していない人もいたので、普通に観戦していれば問題ないなって感じがします。日本人が気にする、しきたりとか一切なさそうです。
3点くらい一気に取って、スタジアム全体がノリノリです!
↑雰囲気的にはこんな感じです。点数いっぱい取って、押せ押せな状況でようやくこのテンションです。
ただし、座席が狭いので前を通りたい人がいる場合は、立ち上がって通路を空けてあげるほうが丁寧なので感謝されます。人が通る時は立ち上がって避けましょう。
↑座席は狭いし、角度が急です。
アヤックスの熱狂的なサポーターはスタジアムの一角に陣取っています。会場内のチャントは、ほとんどこのゾーンから発せられる音です。
↑オーロラビジョンの左側あたりの集団がアヤックスのサポーター陣です。
チャントとか全然分からなくても全く問題ないです。周りの人でチャントをちゃんと歌っている人の方が少数でしたから。
そして、アヤックスのゴールが決まったら、立ち上がって周りの人と喜び合いましょう!
わたしは、隣の席に座っていた黒人の人と喜んでいたら、チョコレートをたくさんくれました笑
試合終了!終わったら、そそくさの帰るのは、日本のスポーツ観戦と一緒
試合終了した瞬間から、みんなドバっと帰りだします。
それを見越して、わたしの隣の席に座っていた黒人は、後半42分くらいに帰っちゃいました。
せっかくなので、試合終了後に何があるか見ていました。
まずはアヤックスの選手たちがグラウンド内を一周して、ファンの声援に応えます。
そして、マン・オブ・ザ・マッチと思われる選手の写真撮影を行っていました。
最後にキャプテンのクラーセンがベンチ裏に引き上げて終了です。特にインタビューとかありませんでした。
今回の試合は、4-0でアヤックスが圧勝した試合です。気分のいいアヤックスサポーターの若い男子たちは、トイレでも壁をバンバン叩きながらチャントを歌って騒いでいます笑 ちょっと怖かったですが、誰も何も言わないので、普通なことなんでしょうね。
スタジアムの内外問わず、後夜祭のような感じで歌って騒ぐのがアムス流なのかもしれません。
わたしは、試合後のグッズショップでおみやげを買ったりして過ごしていました。
↑Tシャツ20ユーロなり。
試合が終わって1時間も経つと、スタジアム周辺からは人がほとんどいなくなり、あたり一面に散らかり放題散らかっているゴミが残っていました。
ただし、すぐさま清掃車がゴミを片付けていて、もはや人々が散らかす→国が清掃車で掃除、という流れが普通なのかもしれません。
英語力に不安がある人間でも、何の問題もなく観戦できた!
実際に観戦し終わるまでは不安がいっぱいありましたが、いざやってみると何の問題もありませんでした。
恐らく欧州のサッカー観戦は今回のアムステルダム・アレナのアヤックス戦と似たようなシステムだと思います。
チケットさえ無事入手できれば、なんとでもなると思いました!
なかなかヨーロッパのサッカーをライブで観戦することも出来ないので、貴重な経験が出来て良かったです。
次はマンU対マンCのようなダービーマッチや、レアル対バルサのようなビッグマッチ、チャンピオンズリーグの決勝トーナメントとか、危険度(?)の高そうな試合に行ってみたいですね!
Viagogoなら簡単にチケット買えることが分かったので、機会があればまた使ってみたいです!