プレイステーションというゲーム機が、そもそも衝撃的です。
3Dポリゴンのゲームが家庭で出来るという価値観が塗り替わった瞬間です。
そんなプレステのゲームの中で、わたしが一番最初に触れたゲームが「ファイナルファンタジーVII」です。
いつもは自室でゲームをするのですが、この時は家族総出でリビングのテレビの前で起動した記憶があります。
今回は、そんなFF7ことファイナルファンタジーVIIの音楽とともに、思い出のシーンを振り返っていきます。
ファイナルファンタジーVIIの名曲と思い出
永遠に忘れることはないであろう、衝撃のオープニング
それまではスーパーファミコンにしか触れてこなかったので、フルポリゴンでキャラクターも背景も全部3Dなことに驚きでした。
うわ~、綺麗だなあと思いながらオープニングを見ていると、ミッドガルの全景と共にタイトルロゴがバーンと出て、BGMも盛り上がっているシーンは今見ても鳥肌立つくらいの衝撃でした。
さらに、そこからカメラがどんどんズームアップして行って、そのままゲームスタートするという流れも、今ではよくある手法かもしれませんが、当時は斬新すぎて、一気に引き込まれていった記憶があります。
そして、この「爆破ミッション」というBGMがカッコよくて、高揚感を持ちながらゲームを進めて行きました。
バトルミュージックがカッコいい
最も衝撃的だった戦闘曲は、やはりボス戦の「更に闘う者達」です。
重厚なエレキギターによるイントロは、ビット音中心のファミコン・ゲームボーイ・スーパーファミコンからすると、考えられない進化でした。
通常戦闘シーン曲の「闘う者達」も非常に名曲ですね。
後半にかけての盛り上がり、壮大さが個人的にはツボです。
フィールド曲を初めて聞いた時の感動はヤバい
これまでのFFは、わりかしすぐにフィールド音楽を聞くことが出来ましたが、FF7は最初のミッドガルでのイベントが非常に多く、フィールドに出るまで数時間かかります。
これから、いよいよ本格的な旅が始まるというワクワクとともに、FF7の世界観が存分に表現された壮大なフィールド曲を聞くといつまでも、フィールドにいたいと思ってしまいかねません。
初見殺し、ルーファウス歓迎式典
FF7と言えば、ストーリーの途中途中で様々なミニゲームがあることが特徴的です。
中でも初見ではまず無理ゲーなのが、「ルーファウス歓迎式典」での一コマです。
タイミングが普通にわからないし、事前説明が少なすぎて、初見でクリアできた人ってほとんどいないんじゃないかと思います。
失敗してもストーリーに影響あるわけではないのですが、この後やり直しのできないミニゲームなので、一体何だったんだ!?と思った方も多いと思います。
J-E-N-O-V-A
ジェノバ戦での戦闘曲です。完全に名曲です。
初戦はルーファウス歓迎式典後の運搬船の中という、まさかの場所です。
運搬船の中で、こんなおぞましいモンスターとバトったあと、何事もなかったようにコスタ・デル・ソルに着く感じは、ツッコミどころでした。
おそらくFF7のプレイ中に最も訪れる場所・ゴールドソーサー
ミニゲームの宝庫であるだけでなく、ストーリー的にも重要な場所ですし、クラウドの最強リミット技である「超究武神覇斬」の入手場所でもあります。
「超究武神覇斬」のカッコよさは異常です。
他にも、スノーボードやシューティングゲームやバスケなど、ストーリーに関係ないところで、極めようと頑張ったのはいい思い出です。
わたしはスノボにめちゃくちゃハマりました。
まさかの展開すぎる、忘らるる都を忘れない
Disc1の最終版でのエアリス死亡シーンです。
髪からほどけた白マテリアの落ちる音とともに、流れ始める「エアリスのテーマ」は最強すぎます。
「エアリスのテーマ」がかかったまま戦うジェノバLIFE戦も白熱です。
メインキャラクターであるエアリスが普通に死亡するというショックもありましたが、これがDisc1でのお話という重厚なストーリーにも驚きです。
ダイヤウェポンとは何だったのか
魔晄キャノンに瞬殺されるダイヤウェポンですが、こんな射角の狭い魔晄キャノンに、胴体の中心を見事に射抜かれる上に、その魔晄キャノンの矛先は実はウェポンではなく、北の大空洞だったみたいな、奇跡のようなワンシーンです。
神羅の技術力の高さを称えるべきなのか、ダイヤウェポンのお粗末さを非難すべきか分かれるところですが、それだけの技術力を持った神羅カンパニーがプラウド・クラッドというポンコツを生み出していることにも驚きです。
召喚獣の無駄にすごいエフェクト
宇宙から地上へエネルギー波を照射するバハムート零式はもはや災害レベルです。
ナイツオブラウンドは、チート級の強さですが、おそらく通常プレイでこれを入手した人は極々少数だと思います。
わたしは、チョコボの不思議なダンジョンについてきたデータディスクに、全マテリア・全リミット技取得済みみたいなデータを使ってプレイした時にリアルで見た記憶があります。
プレステで向上したグラフィック能力をこれでもかとふんだんに使っているいい例だと思います。
製作者はこういう派手な演出をやりたかったんだと思います。
ラスダン・北の大空洞
ここでの思い出は、「すべてぜんたいか」マテリアの取りづらさでしょう。
道中にモロッと落ちているのですが、謎に取りづらく、小一時間イライラ格闘したのは今となっては良き思い出です。
ラスボス・セフィロス
FF7のクライマックスといえば、この「片翼の天使」でしょう。
コーラスが何言ってるのかわからな過ぎて、数々の名空耳が生まれました。
「塩酸シメジ」「田代」「大きなリス」「下痢下痢下痢出す出ねよりマシだ」など、何度聞いてもクスっと来ます。
ぶっちゃけラスボスですが、あんまり強くないので、音楽だけが記憶に残っていますね。
そのあとの、セフィロスとクラウドの一騎打ちの方がイベントしてはアツいです!
アルテマウェポンによる「超級武神覇斬」連発の爽快感はハンパないですね。
まとめ
シリーズで最も人気のあるナンバリングタイトルであるFF7は、そのあとも数々の派生作品が生まれて、PS4でFF7のフルリメイクが作られるとのことです。
個人的には、ザックスが主人公の「FF7クライシスコア」と映像作品である「FF7アドベントチルドレン」は非常におすすめです。
FF7CCでは、クラウドの過去がよく分かってFF7のストーリー理解に大いに役立ちます。(Gacktも出演してますし)
一番気になるFF7のその後が綴られているFF7ACの映像美には感動しましたし、なんだかんだクラウドかっけえなってなります。
これだけの不朽の名作であるFF7が発売されたのが、1997年1月なので、もう20年近く前になることに驚きです。
ここからムービーの美しさでゲームの面白さが決まるような流れをつくった意味でも、歴史に残る作品の一つをリアルタイムで経験できたことを嬉しく思います。